データ復旧ソフト「DiskDigger」は、PCや外部記憶媒体(SDカード、USB、HDDなど)で間違えて消したデータや、フォーマットしたドライブのデータも復元できるソフトです。
ほとんどのファイルフォーマットも検出でき、復元率が高いという口コミもあるDiskDiggerですが、今回は具体的にDiskDiggerの特徴と使い方、そしてDiskDiggerに代わるデータ復元ソフトについてもご紹介いたします。
Part1:DiskDiggerとは?
1.DiskDiggerはどんなソフト?
データ復旧ソフトDiskDiggerは、パソコンにインストールせずに使用できるWindowsとLinuxに対応したソフトです。SDカードやUSBメモリ、HDD、CD・DVDなどあらゆるデバイスのスキャン・データ復元が可能です。
画像や動画、音声、テキストファイルなど、対応しているファイル形式も豊富で、さまざまなファイルを復元できます。復元の前にファイルをプレビュー表示する機能もあります。
2.DiskDiggerは安全ですか?
DiskDiggerはインストール不要のソフトとはいえ、公式サイト以外からのダウンロードは安全性が不明です。公式サイトからダウンロードして安全に利用しましょう。
3.DiskDiggerの長所・短所
DiskDiggerは無料版でもデータ制限がありません。他の復元ソフトは、スキャン無料で復元したデータの保存は有料だったり、無料版は保存容量に制限があったりするので、助かります。
これまで記載したとおり、インストール不要で、あらゆるデバイスで削除された多様なデータを復元できる優れたソフトと言えます。
短所は、無料版はデータ復旧に時間がかかります。具体的にはPart2でもご説明しますが、操作時間がかかる上に、複数のファイルを一気に保存できません。大量のデータを扱う場合は、有料版を考えた方が良いでしょう。
Part2:データ復旧ソフトDiskDiggerの使い方
公式サイトからDownloadリンクをクリックします。圧縮ファイルを解凍して「DiskDigger.exe」を起動することで、インストール不要で即使えます。
*初回のみライセンス契約(License agreement)画面が表示されるので、「同意する(Agree)」をクリックしてください。
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スキャンしたいドライブを選択し、下にある「次の」をクリックします。
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スキャン方法を選択します。「ファイルシステムをスキャンする」は、スキャンするパーティションを選択して、素早くスキャンします。「より詳細にディスク全体をスキャンする」は、通常のスキャンでは検出できないファイルも検出できますが、非常に時間がかかります。
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スキャン結果が表示されます。プレビュー機能(サムネイル)や、検索結果をフィルタリングして絞り込むことも可能です。
- 復元したいファイルを右クリックし、「選択されたファイルを保存」をクリックすると、保存場所を選択する画面に移るので選択します。
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「登録キーを入力します」画面が表示されます。無料版の場合、5秒待機すると「続行登録なし」ボタンをクリックできるので、これで復元データを保存できます。
無料版はこの動作を1ファイルずつ行う必要があるので、複数のファイルを復元したい場合に不便です。有料版に移行するか、次に紹介するソフトを試してみましょう。
Part3:データ復旧ソフトDiskDiggerの評判とその代わり
DiskDiggerより簡単な操作性で、素早く高い確率でデータ復元可能なソフト4DDiGをご紹介します。
4DDiGとは、誤って削除したデータから、システムクラッシュ、フォーマット、データの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで復元できる強力なソフトです。Windows版、Mac版があり、1000種類を超えるファイル形式に対応、多様なデバイスのデータを復元可能です。
さらにDiskDiggerと異なり、4DDiGは複数のファイル一度に復元・保存できます。
プレビューなど便利な機能もあり、簡単な3ステップでデータを復元できます。技術的な知識がなくてもデータを復元できたとして高い評価を得ている4DDiGを、無料ダウンロードして試してみましょう。
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4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動させます。
無料ダウンロードPC向け安全的なダウンロード
無料ダウンロードMAC向け安全的なダウンロード
ファイルの場所を選択
ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。
ファイルの検出
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。
ファイルのプレビューと復元
復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択された動画を確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part4:まとめ
データ復旧ソフト「DiskDigger」の特徴と使い方、そしてDiskDiggerの短所もカバーできるデータ復元ソフト4DDiGについてご紹介しました。データ復元ソフトDiskDiggerや4DDiGを使って、今まで消えて諦めていたデータを確実に復元しましょう。