データ復旧ソフト「DiskDigger」は、PCや外部記憶媒体(SDカード、USB、HDDなど)で間違えて消したデータや、フォーマットしたドライブのデータも復元できるソフトです。

ほとんどのファイルフォーマットも検出でき、復元率が高いという口コミもあるDiskDiggerですが、今回は具体的にDiskDiggerの特徴と使い方、そしてDiskDiggerに代わるデータ復元ソフトについてもご紹介いたします。

  1. Part1:DiskDiggerとは?
  2. Part2:データ復旧ソフトDiskDiggerの使い方
  3. Part3:データ復旧ソフトDiskDiggerの評判とその代わり
  4. Part4:まとめ

Part1:DiskDiggerとは?

1.DiskDiggerはどんなソフト?

データ復旧ソフトDiskDiggerは、パソコンにインストールせずに使用できるWindowsとLinuxに対応したソフトです。SDカードやUSBメモリ、HDD、CD・DVDなどあらゆるデバイスのスキャン・データ復元が可能です。

画像や動画、音声、テキストファイルなど、対応しているファイル形式も豊富で、さまざまなファイルを復元できます。復元の前にファイルをプレビュー表示する機能もあります。

2.DiskDiggerは安全ですか?

DiskDiggerはインストール不要のソフトとはいえ、公式サイト以外からのダウンロードは安全性が不明です。公式サイトからダウンロードして安全に利用しましょう。

3.DiskDiggerの長所・短所

DiskDiggerは無料版でもデータ制限がありません。他の復元ソフトは、スキャン無料で復元したデータの保存は有料だったり、無料版は保存容量に制限があったりするので、助かります。

これまで記載したとおり、インストール不要で、あらゆるデバイスで削除された多様なデータを復元できる優れたソフトと言えます。

短所は、無料版はデータ復旧に時間がかかります。具体的にはPart2でもご説明しますが、操作時間がかかる上に、複数のファイルを一気に保存できません。大量のデータを扱う場合は、有料版を考えた方が良いでしょう。

Part2:データ復旧ソフトDiskDiggerの使い方

  1. 公式サイトからDownloadリンクをクリックします。圧縮ファイルを解凍して「DiskDigger.exe」を起動することで、インストール不要で即使えます。

    *初回のみライセンス契約(License agreement)画面が表示されるので、「同意する(Agree)」をクリックしてください。

  2. スキャンしたいドライブを選択し、下にある「次の」をクリックします。

    スキャンしたいドライブを選択
  3. スキャン方法を選択します。「ファイルシステムをスキャンする」は、スキャンするパーティションを選択して、素早くスキャンします。「より詳細にディスク全体をスキャンする」は、通常のスキャンでは検出できないファイルも検出できますが、非常に時間がかかります。

    スキャン方法を選択
  4. スキャン結果が表示されます。プレビュー機能(サムネイル)や、検索結果をフィルタリングして絞り込むことも可能です。

    スキャン結果を見る
  5. 復元したいファイルを右クリックし、「選択されたファイルを保存」をクリックすると、保存場所を選択する画面に移るので選択します。
  6. 「登録キーを入力します」画面が表示されます。無料版の場合、5秒待機すると「続行登録なし」ボタンをクリックできるので、これで復元データを保存できます。

    復元したデータを保存

    無料版はこの動作を1ファイルずつ行う必要があるので、複数のファイルを復元したい場合に不便です。有料版に移行するか、次に紹介するソフトを試してみましょう。

Part3:データ復旧ソフトDiskDiggerの評判とその代わり

DiskDiggerより簡単な操作性で、素早く高い確率でデータ復元可能なソフト4DDiGをご紹介します。

4DDiGとは、誤って削除したデータから、システムクラッシュ、フォーマット、データの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで復元できる強力なソフトです。Windows版、Mac版があり、1000種類を超えるファイル形式に対応、多様なデバイスのデータを復元可能です。

さらにDiskDiggerと異なり、4DDiGは複数のファイル一度に復元・保存できます。

プレビューなど便利な機能もあり、簡単な3ステップでデータを復元できます。技術的な知識がなくてもデータを復元できたとして高い評価を得ている4DDiGを、無料ダウンロードして試してみましょう。

  1. 4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動させます。

  2. ファイルの場所を選択

    ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。

    ファイルの場所を選択
  3. ファイルの検出

    しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。

    ファイルを検出
  4. ファイルのプレビューと復元

    復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択された動画を確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。

    ファイルのプレビューと復元
    注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part4:まとめ

データ復旧ソフト「DiskDigger」の特徴と使い方、そしてDiskDiggerの短所もカバーできるデータ復元ソフト4DDiGについてご紹介しました。データ復元ソフトDiskDiggerや4DDiGを使って、今まで消えて諦めていたデータを確実に復元しましょう。

4DDiG - Mac/Windows Data Recovery

Tenorshare 4DDiG データ復元

4DDiGは、Windows / Macコンピューターで削除、フォーマット、RAWなどのさまざまな損失シナリオから失われたデータをより高い成功率で回復するための選択肢の1つです。

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