USBメモリをパソコンに差し込んでも反応しない、認識されないというトラブルは多く発生します。
Windows 11やWindows 10でも、突然読み込めなくなるケースは珍しくありません。原因はUSBメモリ本体の不具合だけでなく、ドライバーや設定、接続環境などさまざまです。本記事では、考えられる原因を整理し、自分で試せる具体的な対処法をわかりやすく解説します。
USBメモリーが反応しない原因
USBメモリーを差し込んでもパソコンが認識しない場合、原因は一つとは限りません。本体側の問題だけでなく、パソコンや接続環境に要因があるケースもあります。まずは考えられる主な原因を確認していきましょう。
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USBメモリーの故障・接点不良
長期間の使用や抜き差しの繰り返しにより、内部回路や端子部分が劣化している可能性があります。 -
USBメモリーの物理障害
落下や衝撃、水濡れなどによって内部チップが損傷しているケースです。 -
他のUSB機器の影響
複数のUSB機器を同時に接続していると、干渉や電力不足が起こることがあります。 -
USBハブの故障・電力供給不足
ハブ経由の場合、十分な電力が供給されず正常に認識されないことがあります。 -
パソコンのシステムエラー
一時的な不具合やOSのエラーによってUSBが正しく読み込まれないことがあります。 -
パソコンの帯電
本体内部に静電気が溜まると、USB機器が正常に動作しないことがあります。 -
パソコンのUSB端子の故障
差し込み口そのものが物理的に故障している可能性も考えられます。 -
パソコンのデバイスドライバー不良
USB関連のドライバーが破損・未更新の場合、認識されないことがあります。 -
マルウェアに感染している
ウイルス感染によりUSBデバイスの動作が制限されるケースがあります。 -
BIOS設定が正しくない
BIOSでUSB機能が無効化されていると、接続しても認識されません。 -
USBメモリーの論理障害
ファイルシステムの破損などにより、物理的には正常でも読み込めない場合があります。
USBメモリーが反応しない時の対処法
原因が特定できない場合でも、基本的な確認を順番に行うことで改善するケースは少なくありません。ここでは、自分で試せる対処法を手順ごとに紹介します。
① USBメモリーを奥まで正しく挿入する
差し込みが不十分だと、接触不良により認識されないことがあります。一度抜き、向きを確認して奥までしっかり差し込み直してください。
② USBメモリー端子の汚れを取り除く
端子部分にホコリや汚れが付着していると接触不良の原因になります。乾いた布やエアダスターなどで軽く清掃してください。
③ すべての機器を取り外す
他のUSB機器が干渉している可能性があります。一度すべてのUSB機器を外し、USBメモリーのみを接続して確認します。
④ USBハブを使わずパソコンに直接接続する
USBハブ経由では電力不足や不具合が起きることがあります。可能であれば本体のUSBポートに直接差し込みましょう。
⑤ パソコンを再起動する
一時的なシステムエラーで認識されない場合があります。再起動後に再度接続して確認してください。
⑥ パソコンを放電する
内部に帯電しているとUSB機器が正常に動作しないことがあります。電源を切り、電源ケーブルを抜いて数分放置してから再接続します。
⑦ 別のパソコンに接続してみる
別のパソコンで認識される場合は、元のパソコン側に問題がある可能性が高いです。
⑧ USBメモリーのドライバーを更新または再インストールする
USBメモリが「接続されているのに認識しない」場合、USB周りのドライバー不調が原因のことがあります。まずは更新、改善しなければ再インストールを試します。
手順(更新)
スタートを右クリック → デバイス マネージャーを開く
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一覧から 「ディスク ドライブ」 を開き、接続しているUSBメモリらしき項目を右クリック
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「ドライバーの更新」 → 「ドライバを自動的に検索」 を選択
更新後、USBメモリを抜き差しして認識するか確認する
手順(再インストール)
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デバイス マネージャーで、同じく 「ディスク ドライブ」 内のUSBメモリらしき項目を右クリック
「デバイスのアンインストール」 を選択
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その後、画面上部の 「操作」 → 「ハードウェア変更のスキャン」 をクリック。もしくはPCを再起動して自動再検出させる
USBメモリを抜き差しして認識するか確認する
補足(うまくいかない時)
Windows Update の 「オプションの更新(ドライバー)」 にUSB関連の更新が出ていないか確認すると改善する場合があります。
⑨ ウイルスチェックをする
マルウェア感染があると、USBメモリが正常に認識されなかったり、ファイルが開けなくなったりすることがあります。まずはWindows標準の機能でスキャンしましょう。
手順(Windows セキュリティでスキャン)
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設定 → プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ を開く
「ウイルスと脅威の防止」 → 「スキャンのオプション」 を選択
まずは 「クイックスキャン」 を実行
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心配な場合は 「フル スキャン」 を実行(時間はかかりますが、より丁寧に確認できます)
手順(さらに疑わしい場合:オフラインスキャン)
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検出が出る/挙動が不審/スキャンが途中で止まる場合は、
「Microsoft Defender オフライン スキャン」 を実行すると、再起動後に深いスキャンが行われます。
スキャン中にUSBメモリの抜き差しを繰り返すと、動作が不安定になることがあります。スキャン完了後に改めて認識を確認してください。
⑩ BIOSを正しく設定する
BIOS設定でUSB機能が無効になっていないか確認します。USB関連の設定が有効になっていることを確認してください。
⑪ ドライブ文字の割り当てを変更する
ディスクの管理からドライブ文字を変更することで認識される場合があります。未割り当てや競合がないか確認しましょう。
USBメモリが認識しない時に役に立つデータ復元方法
すべての対処法を試してもUSBメモリが認識されない場合、内部データだけでも救出できる可能性があります。物理的に大きく破損していなければ、専用のデータ復元ソフトを使うことでファイルを取り戻せるケースがあります。
特に、誤削除やフォーマット、論理障害によって読み込めなくなった場合は、データ自体が完全に消えているわけではありません。上書きされていなければ復元できる可能性があります。
そのような場合に活用できるのが、Tenorshare 4DDiGのようなデータ復元ソフトです。
USBメモリをパソコンに接続し、スキャンを実行することで、写真・動画・文書など幅広い形式のファイルを検出できます。
認識しないからといって何度も書き込みやフォーマットを繰り返さないことです。新しいデータを書き込むと復元率が下がる可能性があります。できるだけ早い段階で復元作業を行うことが、データを取り戻すポイントになります。
Tenorshare 4DDiG を起動し、復元したいUSBメモリをパソコンに接続して選択し、スキャンします。
しばらく待つと、USBメモリから消してしまったファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ムービーなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。
復元したいファイルを選択し、USBメモリ以外の保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
よくある質問
USBメモリが壊れる前兆は?
データの読み込みに時間がかかる、コピー中にエラーが出る、接続が不安定になるなどの症状は故障の前兆である可能性があります。また、「フォーマットする必要があります」と表示される場合も注意が必要です。異常を感じたら、早めにバックアップを取ることが重要です。
USBメモリーを修復するコマンドは?
Windowsでは「chkdsk」コマンドを使用してエラーチェックを行うことができます。コマンドプロンプトを管理者として起動し、
chkdsk ドライブ名: /f
と入力することでファイルシステムのエラー修復を試みることが可能です。ただし、物理的な故障には効果がありません。
USBメモリのデータ復旧は自分でできますか?
論理障害や誤削除が原因の場合は、データ復元ソフトを使って自分で復旧できる可能性があります。ただし、物理的な破損やチップの損傷がある場合は、専門業者に依頼する必要があります。復旧率を下げないためにも、異常を感じたら使用を中止することが大切です。
まとめ
Windows 11/10でUSBメモリが反応しない場合でも、原因を一つずつ確認し、適切な対処を行うことで改善するケースは少なくありません。接触不良やドライバーの不具合、設定の問題など、基本的なポイントを順番に見直すことが重要です。
それでも認識されず、大切なデータにアクセスできない場合は、データ復元という選択肢があります。誤削除や論理障害であれば、専用の復元ソフトを使うことでファイルを取り戻せる可能性があります。
Tenorshare 4DDiGは、USBメモリをスキャンして写真・動画・文書など幅広いデータを検出できる復元ソフトです。操作も比較的シンプルで、初心者でも扱いやすい点が特長です。万が一のデータトラブルに備え、こうした復元ツールを知っておくことは大きな安心につながります。
USBメモリの不具合に焦らず対応し、必要に応じて適切な復旧方法を選びましょう。
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