USBメモリは、データのバックアップやファイルの移動に良く使われます。しかし、突然USBメモリに保存していたファイルが文字化けして、何のファイルかわからない、そして開けないというトラブルが発生することがあります。
急におかしなファイル名になって焦ってしまうかもしれませんが、USBメモリ内のファイルが文字化けしても、復元できる可能性があります。今回、文字化けの原因と復元方法について解説していくので、ご参考にしてください。
USBメモリに保存した文字化けしたファイルを修復
Part1:USBメモリに保存したファイルが文字化けする原因
USBメモリに保存したファイルが文字化けする原因として、主に次の3つが挙げられます。
元ファイルと読み込むソフトウェア・OSの文字コードの違い
ファイルを作成した時の文字コードと、読み込む際の文字コードが異なると、文字化けを起こします。たとえばWindowsで作成したファイルをMacで開こうとした、古いメール(古いソフトで作成)を開こうとした際などに、文字化けするかもしれません。
USBメモリのファイルシステムや、保存しているファイル自体に不具合がある(論理障害)
ウイルス感染や、読み書き途中にUSBメモリを抜くといったイレギュラーな動作など、何らかの理由でUSBメモリのファイルシステムに不具合が生じると、文字化けする可能性もでてきます。また、同様の理由でUSBメモリ内のファイル自体が破損することもあり、これも文字化けの原因となります。
USBメモリが物理的な破損や劣化で故障している(物理障害)
USBメモリのデバイスへの抜き差しや、ファイルの読み書き回数には限度があるとされています(劣化)。また、物理的に傷ついたり電気的なショックが起きたりしても、故障して文字化けにつながる可能性があります。
物理障害の場合は自力での復元が難しくなります。復元業者に頼んでも、完全に復元できる保証はないので注意しましょう。
Part2:USBメモリに保存したファイルが文字化けした時の対策
ここでは、USBメモリに保存したファイルが文字化けした時の対策について、具体的に解説していきます。
方法1. 閲覧するOSやソフトウェアの変更、または文字コードを変更する
まず、データ復旧ソフト4DDiGでUSBメモリに保存した文字化けしたファイルを復元します。
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4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動させます。
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ファイルの場所を選択
ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。
ファイルの検出
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。
ファイルのプレビューと復元
復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択された写真を確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。
注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part2にも述べたとおり、元ファイルと読み込むソフトウェア・OSの文字コードの違いで文字化けする可能性があります。MacからWindowsに変更してみる、閲覧するブラウザやアプリを変更するなどしてみましょう。また、文字コードの変更は各ソフトウェアの情報をご覧ください。
方法2. データ復元業者へ相談する
特にUSBメモリの物理障害が文字化けの原因だと、自力の復元が困難で、さらに悪化させる恐れがあります。プロの復元業者に依頼しましょう。
Part3:まとめ
USBメモリ内のファイルが文字化けしても開けなくなっても、原因によっては自分で復元することが可能です。USBメモリにある文字化けしたファイルの復元にはUSBメモリーからデータを復旧するソフト4DDiGが簡単でおすすめです。