iOS11以降、iPhoneで撮影した画像がHEIC画像として保存されるようになりました。お使いのパソコンの環境によっては、このHEICの画像が読み取れないということもあるかと思います。今回は各環境において、HEICを互換性の高いJPGに変換する方法をご紹介します。

  1. パート1:さまざまなシステムでHEICをJPGに変換する方法
  2. パート2:ファイル形式変換時に開けないHEICファイルを修復する方法
  3. パート3:まとめ

パート1:さまざまなシステムでHEICをJPGに変換する方法

Windowsの場合

方法1:「Microsoft Store」の「Image Converter」を利用する

Windowsのパソコンをお使いの場合、Microsoft Storeにて「Image Converter」というアプリケーションをダウンロードし、使用することでHEICをJPGに一括で変更可能です。

  1. Microsoft Store で「Image Converter」を検索してインストールします。

    Image Converteをインストール
  2. 「Output Folder」の「Click to choose」をクリックして、変換後のファイルの保存フォルダーを設定します。

  3. 変換するフォーマットを選択し、オプションから「JPG」を選択します。次に、変換するファイルを選択します。

    jpgに変換する
  4. 最後に、「変換」を押してHEICファイルをJPGとすることで変換作業完了です。

    変換完了

方法2:「フォト」でHEICファイルをJPGファイルとして保存する

WindowsフォトでHEICのファイルを開ける場合、ファイルを開けて、「名前を付けて保存」からファイルの種類をJPGにすることにより変換することが可能です。

  1. HEIF 形式の画像 (ファイル名に「.heic」が含まれる画像) を Windows フォトで開きます。
  2. 右上の「…」の「名前を付けて保存」をクリックし、ファイルの種類から「.jpg」を選んで保存します。
ヒント:ただし、この場合は、あくまでHEICのファイルが閲覧可能である必要があります。

方法3:オンラインサイトを使用して、HEICファイルをJPGファイルに変換する

現在、HEICを変換してくれるオンラインサイトがいくつかあります。このサイトでは、オンラインに画像をアップロードし、HEICのファイルをJPGに変換することが可能です。

オンラインサイトでHEICをJPGに変換する

方法4:Googleフォトまたは「Dropbox」で変換する

Googleフォトの場合、HEICで保存されているものをJPGにしたい場合、画像を一度「編集」し保存することによって自動でJPGに変換されます。

Dropboxについては、変換したいファイルにカーソルを合わせ、「名前を付けて保存」としてファイル形式を変更することによりJPGにすることが来ます。ただ、どちらの場合も複数枚を同時に変換することはできません。

Macの場合

「プレビュー」で複数のHEIC画像を一括で変換する

お使いのパソコンがMacである場合、「プレビュー」のアプリケーションを使用することで、一括でJPGへ変換可能です。

  1. まず、変換したい画像をすべて「プレビュー」で展開します。

    プレビューで画像を開く
  2. 画面の左側に表示されたらすべてを選択した状態にします。

    エクスポートした写真を選択する
  3. その後、「選択中のイメージを書き出す」から「オプション」へ進み、JPGを選択することで作業完了です。

    変換する写真を選択

iPhoneの場合

iPhoneでは、デフォルトの設定で撮影された画像がHEICで保存されます。この設定をJPGでの保存となるよう変更することが可能です。

  1. まず、「設定」のアプリケーションを開き、「カメラ」の項目へ進みます。

  2. ここで、「フォーマット」を選択し、「高効率(HEIC)」から「互換性優先(JPG)」にすることで設定完了です。

    互換性優先を選択
ヒント:この設定を変えると、画像の容量が重くなりますのでご留意ください。

パート2:ファイル形式変換時に開けないHEICファイルを修正する方法

4DDiG写真修復で開けない写真を修復する【超簡単】

一部、画像をHEICからJPGに変換した際、または変換する前のHEICの画像が破損してしまい開けないということがあります。そんな時には専門の修復ツールの使用をお勧めします。ご紹介するのは「4DDiG File Repair」です。

このソフトは、簡単3ステップで高速かつ高確率で写真修復できるソフトです。JPEG、JPG、CR2、NEF、SRW、PEF、ORF、RAW、ORF、ERF、CRW、RAFなどの様々なファイル形式に対応しており、一度に最大3000枚の写真を修復できます。

  • JPEG、JPG、CR2、NEF、SRW、PEF、ORF、RAW、ORF、ERF、CRW、RAFなどの一般的な写真形式を修復する
  • AIで写真・動画を高画質化する新機能
  • AIによる自動着色で古いモノクロ写真・動画を数秒でよみがえらせる新機能
  • 一度に最大3000枚の写真を修復できる
  • 100%安全で迅速な修復、使いやすいインターフェース
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  1. 4DDiG File Repairを起動します。プログラムのインターフェイスで、「写真修復」タブの「写真の不具合を修正する」を選択します。

    「写真の不具合を修正する」を選択する
  2. 「写真を追加する」ボタンをクリックし、破損した写真を追加します。「修復開始」ボタンをクリックすると、プログラムは自動的に写真を修復します。

    修復したい写真を追加する
  3. 写真の修復が完了すると、修復された写真をプレビューして、指定した場所に保存できます。

    修復された写真をエクスポートする
ヒント:上記の操作で写真修復に失敗した場合は、「高度な修復」機能を選択して、より深い修復を行うことも可能です。

パート3:まとめ

いかがでしたでしょうか。HEICが開けずJPGに変換したいという方は多いかと思いますので、今回ご紹介した方法を是非お試しください。また、変換はできたが、画像が破損してしまい開けないという状態であっても、専門ツール「4DDiG File Repair」があれば、大切な画像を修復することができるので、安心して作業を行ってください。

破損の具合にもよりますが、多くの場合、数分程度で修復作業が完了します。HEICからJPGの画像変換を、大量に一括で行うという際には、是非「4DDiG File Repair」の準備もご検討ください。

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4DDiG File Repair

4DDiG File Repair

AIを搭載した4DDiG File Repairは、破損した動画・写真を修復し、画質を向上させ、白黒動画・写真をカラー化することができます。

修復可能な写真形式:JPG、JPEG、PNG、GIF、SVG、HEIC、TIFF、TIF、CR2、NEF、ARW、PEF、ORF、RAF、SRW、CR3、RSV、DNG、CRW、ERFなど

修復可能な動画形式:MP4、MOV、AVI、M4V、MKV、3G2、3GP、MPEG、WMV、TS、MTS、M2TS、RM、RMVB、INSV、FLV、MXF、SWFなど

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