質問「既存のSSDから別のSSDに入れ替えたいけれど、データやOSを安全に移行するにはどうすればいいのでしょうか?特に、SSDデータ移行を行う際の手順や注意点について知っておくと安心です。」
ーYahoo知恵袋
あなたはPCのSSD容量が不足していませんか?そんな時、SSDを新しいものに交換することができます。ここでは、既存のSSDから別のSSDへ、OSやアプリ、SSDデータ移行に関して、どのようなSSDを選ぶべきか、何を準備する必要があるか、その手順や対応ソフトについてご紹介します。
パート1:SSDから別のSSDにデータやOSを移行するについて
既存のSSDから別のSSDへデータやOSを移行する際に、特に気になる事項について、いくつか説明します。
①新しいSSDに換装するメリットは?
SSDを高速・大容量のモデルにアップグレードしてOSを移行することで、PCの起動時間やゲームのロード時間など、全体的なパフォーマンスを向上させることができます。
②どのような SSD を選択すればよいですか?
以下に、SSDの主なメーカー、規格サイズ、容量、データ転送速度、接続インターフェイスなどを紹介します。
- SSDの主なメーカー:crucial(米国)、SANDISK(米国)、WESTERN DIGITAL(米国)、SAMSUNG(韓国)、Transcend(台湾)、ADATA(台湾)、BUFFALO(日本)などが人気のメーカーです。
- SSDの主な「規格サイズ」:SSDの規格サイズは、PCのドライブベイに搭載する「2.5インチ」と、マザーボード上のM.2スロットに搭載する「M.2」の2種類が主流です。PCに搭載されている内蔵HDDと換装する場合は、同じ規格サイズの製品を選ぶ必要があります。
- SSDの容量:現在は、容量500GB~2TB前後のモデルが主流ですが、SSDにOSだけをインストールするなら容量は256GB程度で十分で、HDDの代わりに使用するなら500GB以上は欲しいところです。
- データ転送速度:SSDの転送速度は、接続インターフェイスや容量によって変わってきます。高速なほど快適ですが、そのぶん熱を持ちやすいというデメリットもあります。
- 接続インターフェイス:「接続インターフェイス」とは、SSDとPCを接続する規格のことです。PC側とSSD側の接続インターフェイスが異なると、せっかく買ったSSDが接続できなかったり、本来の性能を発揮できなかったりする場合があるので注意しましょう。現在SSDに採用されている主な接続インターフェイスは「Serial ATA 6Gb/s」と「PCI-Express」です。
③SSDの換装に必要なものは?
SSDを換装する際、以下のものが必要になります。
- PCを開けるためのドライバー:PCを開けるために、プラスドライバー1本あれば十分です。
- 新しいSSDとPCを繋ぐケース・ケーブル
パート2:OSを含むSSDのデータ移行する方法
手順1:新しいSSDをフォーマットする
- スタートまたはWindowsボタンをクリックし、[コントロールパネル]を選択します。
- [管理ツール]、[コンピューターの管理]、[ディスクの管理]の順に選択します。
- フォーマットするディスクを右クリックし、[フォーマット]を選択します。
- 表示されるダイアログで、[ファイルシステム](通常はNTFS)を選択し、[アロケーションユニットサイズ](通常は4096)を入力して、[クイックフォーマットする]のチェックをオンにします。
- [OK]をクリックします。
手順2:SSDにデータとOSを完全にクローンする——4DDiG Partition Manager
4DDiG Partition ManagerでSSDにデータとOSをクローンする手順は以下のとおりです。
- ターゲットディスクの容量がソースディスクと同じかそれより大きいことを確認してください。ターゲットディスクの余分な領域はシステムが認識できない未割り当て領域となるため、パーティション管理機能を使用して新しいパーティションを作成できます。
- 対象ディスク上のデータは消去されますので、重要なデータがある場合は必ずバックアップを作成してください。
- ソース ディスク上のデータはそのままターゲットディスクにクローン作成され、クローン作成プロセス中にソースディスク上のデータが変更されたり失われたりすることはありません。
安全なダウンロード
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4DDiG Partition Managerを起動します。「ディスクのクローン」を選択します。
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ソースディスクからデータをクローンするターゲットディスク(デフォルトはコンピュータに接続するディスク)を選択し、「次に」ボタンをクリックします。
注意クローン作成ではターゲットディスク上のすべてのデータが上書きされるため、すべてが正しいことを確認した後、「はい」ボタンをクリックしてください。
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次に、複製されたディスクの効果を示すプレビューインターフェイスが表示されます。 プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン作成操作を開始します。
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ディスクのクローン作成が完了するまでしばらく待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。
注意ディスクのクローン作成プロセス中は、他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりしないでください。
手順3:新しいSSDをパソコンに取り付ける
ノートPCの場合
- PCをシャットダウンし、電源ケーブルとバッテリーを外します。
- 電源ボタンを5秒間押下し続け、残留電気を放電します。
- ノートPCのケースを開く
- ストレージベイを探し、SSDをシステムに差し込む
- ノートPCを元どおり組み立てる
デスクトップパソコンの場合
PCのケースを開け、マザーボードに接続されているHDDを取り外します。
SSDをPC内に固定し、SSDをSATA3ケーブルでSATA3ポートに接続します。
手順4:パソコンが正しく起動することを確認する
SSDクローン作成後のPCを起動するには、PCのマザーボードにあるBIOSまたはUEFIに入ってブートディスク(起動ディスク)を以下の手順で変更します。
- 電源投入直後にメーカーロゴ画面などが表示されたところでF2キーやDELキーを連打して、BIOSまたはUEFIの設定画面に入ります。(メーカーや機種によって異なります)。
その中で、システム起動の対象となるドライブの優先順位を設定する項目があるので、そこで、クローン作成したSSDを最優先にして保存します。
- 以降は通常に起動すれば、クローン作成したSSDから起動します。
さいごに
ここでは、既存のSSDから別のSSDへ、OSやアプリ、SSDデータを移行する方法について、どのようなSSDを選ぶべきか、何を準備する必要があるか、その手順や対応ソフト、特にSSDからSSDへのクローン作成についてご紹介しました。
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