[初心者の方へ] パソコンを丸ごとデータ移行(引っ越し)する方法

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2024-12-14 18:38:10

パソコンを、丸ごとデータ移行する方法についてお探しでしょうか?パソコンのデータの移行には結構な手間がかかり、やり方によっては数日かかってしまうこともありますね。ここでは、パソコン引っ越しを初心者でも安心して行える方法をご紹介します。

パート1:パソコンを丸ごとデータ移行する前に

データ移行が必要な場合

パソコンをまるごと引っ越しするのは、どんな場合でしょうか。使っていたパソコンが故障して、新しいパソコンに買い替えたときには、データの移行が必要になります。また、現在よりももっとスペックの高いパソコンに買い替えたい場合もあるでしょう。

新しいパソコンが、今使っているパソコンと同じOS(Windowsなど)を使用している場合は、OSやソフトウェアもそのまま使えることが多いので、パソコンを丸ごと引っ越しすると便利です。

移行に必要なもの

パソコンで丸ごとデータを移行するには、どんなものが必要になるでしょうか。

  • 移行先のパソコン:
    データを移行する先のパソコンを用意して、基本的なセットアップを済ませておきましょう。
  • 記憶装置(ハードディスク、SSD、USBメモリなど):
    手動でデータを移行する場合、現在使っているパソコンから、新しいパソコンで使用したいデータを、いったん記憶装置にコピーします。その後、新しいパソコンに記憶装置を接続して、データを移行します。
  • ネットワークケーブル:
    ネットワークが利用できる場合には、ネットワーク経由でデータを移すこともできます。
  • 移行ソフトウェア:
    移行ソフトウェアを使用すると、簡単な操作で、パソコンのデータを丸ごと引っ越すこともできます。

パート2:手動でパソコンを丸ごとデータ移行する(無料・時間がかかる)

パソコンで丸ごとデータを移行する、無料の方法をご紹介します。

方法1:USBまたは外付けハードドライブにデータを移行する

書類データや写真データなど、移行するデータの種類が限られている場合は、USBメモリや外付けハードディスクなどを使用してデータを移行できます。

方法2:Windows転送ツールでデータを移行する

Windows PCで移行する場合には、Windowsに標準で搭載されている「Windows転送ツール」を利用できます。ただし、Windows 11には対応していませんので、注意が必要です。

方法3:クラウドサービスへデータをアップロードする

インターネットを利用できる場合は、クラウドサービスを利用してデータを移行することもできます。

Windows 10や11では、Microsoftのストレージサービスである「OneDrive」を使用するのが便利です。OneDriveの他にも、Google DriveやDropboxなど、Windowsパソコンで便利に使えるストレージサービスがありますので、うまく利用しましょう。

ただし、インターネット経由でデータをアップロードするため、ネットワーク回線の速度によっては、移行作業に時間がかかることも覚えておく必要があります。

パート3:専用のデータ引っ越しソフトで丸ごと移行する(簡単)

専用のデータ引っ越しツールを使用すると、パソコンの引っ越しが初心者でも簡単に行えます。

4DDiG Partition Managerでワンクリックで丸ごとデータ移行

現在のパソコンと新しいパソコンが同じ機種の場合は、「4DDiG Partition Manager」を使うと、ワンクリックで丸ごとデータを移行できます。パソコンの機種が同じならば、ディスクパーティションのデータを丸ごと複製する「クローン」という方法が使えます。

新しいパソコンからHDDまたはSSDを取り出し、現在使っているパソコンに接続します。「4DDiG Partition Manager」で、クローン先に新しいパソコンから取り出したHDDまたはSDDを選択すれば、ワンクリックでクローンが完了します。

Windowsのシステムファイルや設定、インストールしたアプリケーションを含めて、丸ごと別のディスクパーティションにコピーできるので、必要なファイルを探して集める手間が省けます。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

ディスクのクローンを作成する前の準備
  • ターゲットディスクの容量がソースディスクと同じかそれより大きいことを確認してください。ターゲットディスクの余分な領域はシステムが認識できない未割り当て領域となるため、パーティション管理機能を使用して新しいパーティションを作成できます。
  • 対象ディスク上のデータは消去されますので、重要なデータがある場合は必ずバックアップを作成してください。
  • ソース ディスク上のデータはそのままターゲットディスクにクローン作成され、クローン作成プロセス中にソースディスク上のデータが変更されたり失われたりすることはありません。
  • 4DDiG Partition Managerを起動します。「ディスクのクローン」を選択します。

    ディスクのクローン
  • ソースディスクからデータをクローンするターゲットディスク(デフォルトはコンピュータに接続するディスク)を選択し、「次に」ボタンをクリックします。

    注意

    クローン作成ではターゲットディスク上のすべてのデータが上書きされるため、すべてが正しいことを確認した後、「はい」ボタンをクリックしてください。

    ターゲットディスク
  • 次に、複製されたディスクの効果を示すプレビューインターフェイスが表示されます。 プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン作成操作を開始します。

    ディスククローンの開始
  • ディスクのクローン作成が完了するまでしばらく待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。

    注意

    ディスクのクローン作成プロセス中は、他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりしないでください。

    ディスククローン成功
ノート

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さいごに

PCのデータを移行するやり方には、手動で行う方法と、専用ソフトウェアを使用する方法があります。手動で行う場合は、ストレージ機器やネットワーク、クラウドサービスを使用してデータを収集、コピーする手間があります。

しかし、専用のツール「4DDiG Partition Manager」を使用すれば、パソコンで丸ごとデータの移行がワンクリックで完了するので、手間も時間も省けます。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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