iPhoneやiPadのデータバックアップや、デジカメの写真をiPhoneに取り込む際に、SDカードを使う方も多いのではないでしょうか。しかし、その際に SDカードの読み込みができない ことがあります。iPhoneやiPadが認識できない場合や、カードリーダーが認識しない場合など症状はさまざまです。
iPhone・iPadとSDカード間で、データ読み込めない、認識しない時はどうすればいいのでしょうか。この記事では、iPhone・iPadとSDカード間で、データの読み込みができない時の対処法を詳しく解説します。
Part1.iPhoneでSDカードの読み込みができないのはなぜですか?
iPhone・iPadでSDカードの読み込みができない場合、原因がどこにあるのかによって解決方法が変わってきます。iPhone・iPadとSDカード間でカードの読み込みができない原因は以下のようなものがあります。
原因1.SDカードリーダーの接触不良
iPhone・iPadでSDカードが読み込めない原因で最も多いのが、SDカードの接触不良です。
SDカードのインターフェース(金色の金属)部分に、汚れやホコリなどが付着していると接触不良を起こします。指紋がついても読み込みができなくなることがあるので、きれいな手であっても触れないよう注意しなくてはいけません。
原因2.SDカードとカードリーダーの規格が合っていない
デジカメやAndroidで一般的に使えるメモリーカードは、SDカードとMicroSDカードの2種類あります。SDカードとMicroSDカードのいずれも、それぞれ容量別に次のような規格があります。
- 規格
- 容量
- SDカード
- SD,SDHC,SDXC
-
最大2GB
最大32GB
最大2TB
- MicroSDカード
- MicroSD,MicroSDHC, MicroSDXC
-
最大2GB
最大32GB
最大2TB
カードリーダーとSDカードの規格が合っていないと、カードリーダーが認識しないため、データを読み込むことはできません
原因3.iPhone・iPad本体の設定
iPhone・iPadの設定や、iOSのバージョンに問題がある場合、SDカードが読み込めなくなります。また、ライトニングコネクタの汚れや故障が原因になることもあります。
原因4.SDカードの損傷
SDカードのインターネット(金色の金属)部分が傷つくなど、 SDカードが破損して読み込めない場合があります。また、SDカードは磁気に弱いため、バッグの留め金などの近くに置いておくと、破損する可能性が高いです。
原因5.SDカードのフォーマット形式
iPhone・iPadで使用できる SDカードのフォーマット 形式は次の通りです。
- FAT(FAT32)
- exFAT
- APFS
- HFS Plus
いずれも暗号化されていないものに対応しています。上記以外のフォーマット形式のSDカードは読み込めません。
Part2.iPhoneでSDカードの読み込みができない時の対処法
iPhone・iPadでSDカードの読み込みができない時は、次の対処法を試してみて下さい。
正しい対処法を行うことで、簡単に問題が解決する可能性があります。
対処法1.再度SDカードを挿してみる
SDカードの接触不良が原因の場合は、SDカードの汚れを落として刺し直すと問題が解消する可能性があります。SDカードの汚れは、専用のクリーナーや乾いた柔らかい布などで拭き取ります。
対処法2.写真アプリへのアクセスを許可をする
iPhone・iPadの設定で写真アプリのアクセスが「許可」になっているか、次の手順で確認します。
- ホーム画面から「設定」をタップ
- 「写真」をタップ
- 「写真ライブラリへのアクセス」から「古アクセス」をタップ
- 「アクセスを許可」をタップ
対処法3.iPhone・iPad本体のLightroomの設定を「ON」にする
iPadの場合、設定で「Lightroom」が「ON」になっているか、次の手順で確認します。
ホーム画面から「設定」をタップ
「設定」から「プライバシー」をタップ
「プライバシー」から「ファイルとフォフダ」をタップ
「Lightroom」を「オン」にする
対処法4.SDカードとカードリーダーに問題がないか確認する
SDカードとカードリーダーのどちらかに問題があるかもしれない場合は、パソコンや他のスマホにSDカードを挿して読み込めるかどうか確認します。他のデバイスでも読み込めない場合は、SDカードの破損や、カードリーダーの本体やケーブルが故障している可能性があります。
対処法5.適切なSDカード形式、カードリーダーの規格を選ぶ
前項でSDカードには規格があるとの解説をしました。SDカードの規格に対応していないカードリーダーもあるので、双方の規格が合っているものを使用する必要があります。
対処法6.iPhone・iPad再起動、最新バージョンにアップデートする
iPhone・iPadを再起動して、SDカードが読み込めるか確認します。再起動後も読み込めない場合は、iPhone・iPadのiOSのバージョンが古い可能性があります。バージョンが古い場合は、最新バージョンにアップデートしましょう。
Part3.iPhoneでSDカードの読み込みができない時のデータ復元方法
上記の対処法を行ってもSDカードが読み込めない場合は、カードが破損している可能性が高いです。SDカードが破損している場合は、 データ復元ソフト を使えばカードに保存してある大切な写真などを復元できます。
Tenorshare 4DDiGは、あらゆるストレージデバイスのデータが復元できるソフトです。パソコンでスキャン場所を選択し、「スキャン」をクリックするだけで素早くデータを復元してくれます。復元前にデータをプレビューするので、必要なデータを正確に復元することが可能です。また、スキャン中にファイルを復元するため、短時間で復元することができます。
- スキャン対象を選択:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- ファイルをプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- ファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
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最後に
今回は、iPhone・iPadとSDカード間で、データの読み込みができない時の対処法を詳しく解説しました。iPhone・iPadとSDカード間で、データの読み込みができない原因はさまざまです。本記事で紹介した対処法を試してみてもSDカードが認識できない場合は、データ復元をするのが一番の方法です。
データ復元ソフトは数多くありますが、Tenorshare 4DDiGは簡単な操作でデータ復元できるのでおすすめです。無料版もあるので、せひ試してみて下さい。