スマホやデジカメで撮影した写真や、パソコンにある写真をSDカードに保存する人は多いかと思います。しかし、大切な思い出が詰まった写真が、間違えてSDカードから消えてしまった経験はありませんか？
本記事では、SDカードから消えた写真を復元する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。SDカードの写真が消える原因から、SDカードデータ復元ソフトの復元作業のステップまで、詳しくご紹介します。
SDカードの写真が消える原因
SDカードに入っている写真や動画などのデータが消えてしまった原因は、大きく分けて2つあります。
①物理障害
1つは、SDカード自体の故障による「物理障害」です。SDカードは、金属やプラスチックなどの部品で構成されており、経年劣化や衝撃、水濡れなどの外的要因によって故障する可能性があります。物理障害が発生すると、SDカードを認識できなくなったり、データが読み込めなくなったりすることがあります。
②論理障害
もう1つは、保存されているデータに問題が起こる「論理障害」です。論理障害は、SDカードの読み書きエラーや、フォーマット、誤操作などが原因で発生することがあります。論理障害が発生すると、SDカードのデータが消えたり、破損したりすることがあります。
SDカードから消えた写真を復元する方法
SDカードの写真が消える原因について掘り下げ、ここからは、データの復元方法についてご紹介していきます。
方法1．SDカード復元ソフトを活用する
SDカードが理論障害である場合は、データ復元ソフトで自分だけでSDカードの写真を復元できることです。おすすめのSDカード復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」を使うと、誰でもSDカードの写真を簡単に復元することが可能です。
Tenorshare 4DDiGとは、SDカードの写真（JPEG、PNG、PSDなど）を含めて、2,000種類以上のデータを復元できます。
復元ソフトのメリット👍
- SDカードだけでなく、HDD、USBメモリなど幅広いデバイスのデータ復元にサポート
- 専門業者に依頼するよりコストを抑えてSDカードの写真を復元できる
復元ソフトのデメリット👎
- SDカードの物理障害は対応できない
安全なダウンロード
- SDカードをスキャン:
Tenorshare 4DDiGを起動して、ドライブレコーダーのSDカードをパソコンに接続し、「SDカード」を選択し、「スキャン」をクリックしてスキャンが開始します。
- SDカードの写真をプレビュー:
しばらく待つと、指定したSDカードにあるすべてのファイルが表示されます。復元前にプレビュー機能を提供します。写真、ビデオ、ムービー、オーディオ、音楽、ドキュメントなど、さまざまなファイルをプレビューできます。
- SDカードの写真を復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:
保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
方法2．データ復元サービスを利用する
SDカードが物理的に壊れている場合、自分でSDカードの写真の復元を行うことは困難です。カメラのキタムラなどのようなデータ復旧サービスに依頼することで、データの復元が可能な場合があります。
データ復元サービスのメリット👍
- 物理障害が原因でも対応可能
データ復元サービスのデメリット👎
- データ復元ソフトよりも高額な負担になる場合がある
- データ復元に時間がかかる場合がある
SDカードの写真が消えた時に絶対にダメなこと
ここでは、SDカードの写真が消えてしまった際に、絶対にやってはいけないことをご説明します。
1. フォーマットする
フォーマットしてしまうと、SDカード内の写真を含めて、データが全て消えてしまい、復元がほぼ不可能になります。
2. 新しいデータを書き込む
消えた写真の代わりに新しいデータをSDカードに保存してしまうと、上書きされてしまい、復元が困難になります。復元作業を行う際は、SDカードに新しいデータを追加しないように注意してください。
最後に
SDカードから消えた写真を復元する方法として、SDカードデータ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」の利用やデータ復旧サービスの利用が挙げられます。データ復元ソフト・データ復旧サービスそれぞれのメリット・デメリットを理解した上で、判断していただくことをおすすめします。また、復元する前にSDカードの二次フォーマットや、新しいデータの書き込みなどはしないように注意しましょう。
