デジカメなどで撮影した動画や、パソコンで編集した動画などをSDカードに保存するケースはよくあるかと思います。しかし、間違って削除してしまった、SDカードやデバイスに不具合があったなどで、SDカード内の動画が消える、または動画データが破損して再生できなくなるなどのトラブルも多く発生しています。SDカードから消えた動画は、復元することが可能なのでしょうか?
ここでは、SDカードから消えた動画を復元できるアプリと、データを復元する際の注意点をご紹介していきます。
Part 1: SDカードから消えた動画を復元する方法
SDカードから消えてしまった動画の復元は、データ復元アプリ Tenorshare 4DDiG を使うと可能になります。ここでは、4DDiGを使ったデータの復元方法について説明していきます。
- SDカードをスキャン:
Tenorshare 4DDiGを起動して、「SDカード」を選択し、「スキャン」をクリックしてスキャンが開始します。
- SDカードの動画をプレビュー:
一部のファイルのみスキャンは数分かかりますが、削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- SDカードの動画を復元:
右下の「復元」をクリックし、復元した動画の保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
Part 2: SDカードから消えた動画を復元する注意事項
この部分は、 SDカード から消えた動画を復元する上で大切な注意事項をご紹介します。
バックアップをとっておく
SDカードは薄いので、物理的にも破損しやすい媒体です。また、一般的にSDカードは寿命が短いと言われており、使用して2~3年経つと何かしらのトラブルが発生する可能性が大いにあります。 大切なデータであれば、SDカードだけに保存するのではなく、違う媒体にもバックアップをとっておきましょう。
二次フォーマットはしないこと
SDカードから動画が消えたように見えても、実際は残っている可能性が高いです。そのため、動画が消えていても、SDカードをフォーマット(初期化)しないようにしましょう。
SDカードに新しいデータを保存しない
SDカード内の動画データがなくなったように見えても、消えたデータの元の保存ファイルは残っています。 しかし、SDカードにまた新たにデータを保存してしまうと、消えたデータの元の保存ファイル情報が上書きされたり、ファイルが破損したりする可能性があります。したがって、動画が消えたSDカードに新しいデータを保存しないようにしましょう。
破損したSDカードの継続使用はNG
先ほども示したように、SDカードからデータがなくなったように見えても、実際はSDカードに残っている可能性が高いです。また、1度何かしらの不具合が起きたSDカードは、また同じトラブルを起こすと考えた方が良いでしょう。 そのため、SDカードそのものやSDカード内のデータが破損した、または動画が再生できないなどのトラブルが発生した時点で、データが復旧するまではそのSDカードを使用せず、またデータを復旧した後でもそのSDカードは寿命が来たと考えて使うのは避けましょう。
Part 3: まとめ
この記事は SDカードから消えた動画を復元 できるアプリTenorshare 4DDiGと、SDカードから動画データを復元する際の注意点についてご紹介しました。SDカードから消えた大切な動画データを、データ復元ソフト「 Tenorshare 4DDiG」 を使用することで復元することが可能です。また、復元する前にSDカードのフォーマットや、新しいデータの書き込みなどはしないように注意しましょう。