USBメモリの上書きしたデータは復元できる?復元方法や注意点を解説

USBメモリ内のデータは削除しても復元可能な場合があります。おもな復旧の方法としては、自力で専門的なデータ復元ソフトを利用しましょう

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カテゴリ:USB復元|更新日:2024-04-17 16:25:34

質問

「USBカードの上書き削除したデータの復元ってできますか?USBカードに1500枚程の写真を保存していたのですが、誤って上書きしてしまい最初の写真NO1~NO110くらいまで上書きしてしまいました。」

ーYahoo知恵袋

作業した内容をUSBメモリ上に保存することは多くあります。でも、事情があってUSBメモリを上書き以前のデータに復元したい時ってありますよね。また、誤ってデータを削除してしまうこともあります。そんな時に、USBに上書きしたデータを復元する方法があるのでしょうか。今回の記事では、自分で上書き保存したUSBメモリのデータを復旧・復元する方法を紹介します。

Part1:USBのデータを上書き・削除した状況とは?

人為的なミスによって、USBのデータを上書きや削除をしてしまい復元できない状況です。自分のミスでUSBメモリからデータを削除して復元したいとき、上書きしてしまうと復元できません。削除しても、USBメモリのデータを復旧することができる場合もあります。

Part2:USBメモリの上書きしたデータを復元する方法

上書きしてしまったデータを復元するには、USBメモリの上書き復元用のフリーソフトを使用してください。自分で行う場合には、USBメモリの復元は無料で行うことができます。もしUSBのデータを上書きして、復元したい時には次の方法を使用してください。

方法1.データ復元ソフトで上書きされたファイルを復元する

失われた、削除されたデータを復元する際には、無料のソフトを活用すれば容易に行うことができます。今回お勧めするUSBデータ復元の無料体験できるソフトは「4DDiG」 になります。高速かつ強力なデータ復旧が可能です。削除されたファイル、フォーマットされたファイル、破損したファイルを、容易に復元できます。ファイル形式は2,000以上に対応しているため、基本的に復元できないファイルはありません。

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  • USBメモリをスキャン:

    Tenorshare 4DDiGの公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、パソコン上にインストールします。インストールが完了したらアプリケーションを起動します。復元したいデータが存在するUSBメモリを選択して、スキャンします。

    「スキャン」
  • USBメモリのファイルをプレビュー:

    USBメモリから削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    ファイルのプレビュー
  • USBメモリのファイルを復元:

    その後、復元したいファイルにチェックを入れて、復元したファイルの保存場所を選択して、復元作業を実行します。

    復元場所の選択
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

方法2.以前のバージョンからUSBメモリ上書きしたファイルを復元する

Windowsのパソコンであれば「以前のバージョンから復元」という手段が取れます。方法は、次の通りです。

  • windows10でUSBメモリのデータをパソコンに取り込む時と同じように、メモリをPCに接続します。
  • エクスプローラー上で、該当ファイルの含まれるフォルダを右クリックして、プロパティを表示します。
  • 「以前のバージョンを選択」から、任意のデータを選び、復元を実行してください。

方法3.「バックアップと復元」でUSBメモリ上書きしたファイルを復元する

Windows10のパソコンであれば、「バックアップと復元」を使用して、データ復元を実行できます。仮にUSBメモリのデータが削除されてどこに行ったか不明でも、この方法であればデータ復元できます。

  • 「設定」の「更新とセキュリティ」を開きます。
  • その中にある「バックアップと復元」を選択し、「システムイメージの作成」を実行します
  • バックアップ先を選択します
  • バックアップファイルを作成することで、USBメモリを上書きする前のデータを使用してデータを復元できます。

Windows11では、「更新とセキュリティ」の開き方が変わります。

  • コントロールパネルを開きます。
  • 「システムとセキュリティ」を開き、「バックアップと復元」を選んでください。

その後の処理は、Windows10と同じです。

方法4.「システムの復元」を実行してUSBメモリの上書きされたファイルを取り戻す

システムの復元を実行すれば、システムファイルや設定を以前のバージョンに戻すことができます。その結果、システム全体やシステムの特定のアプリに発生する問題を解決することができます。次の手順で実行してください。

  • 「コントロールパネル」を開いてください
  • 「システムとセキュリティ」を選びます
  • 「システム」の中にある、「システムの保護」を選びます
  • 「システムの復元」を選択し、画面の指示に従って復元ポイント選択してください

Part3:USBメモリのデータを上書きした際の注意点

もしもUSBメモリのデータを上書きしてしまったら、次のことに気を付けてください。自分でUSBメモリの上書きしたデータを復元する場合には、絶対に行わないようにしてください。

1. USBメモリの使用をすぐに中止する

もしも、USBのデータを上書き保存したのなら、復元する為には即座に使用を中止してください。また、正しい手順でUSBの使用を停止してください。作業を継続して、さらなる上書きや削除を実行した場合には、復元できなくなります。また、USBメモリのデータを削除して復元したい場合も同様です。

2. データをフォーマットしない

データのフォーマットを実行すると、復元できない可能性が向上します。データのフォーマットは絶対に実行しないでください。

まとめ

今回は、USBのデータを上書き、削除した場合の復元方法を紹介しました。データの復元を自分で実行するには、フリーデータ復元ソフトを使用して実行するのが最適です。今回紹介したUSBメモリ復元ソフト「4DDiG」は初心者でも簡単にデータを復元できます。もしも、復元したいデータがあれば活用してください。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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