[完全無料]ドライブレコーダーの上書きされた録画データを無料で復元する方法

ドライブレコーダーのデータを消すと、SDカードが空になりますので、新しい録画や操作が消した録画ファイルを上書きしてしまう恐れがあります。上書きによって消えた録画データを復活できる、無料のおすすめフリーソフトです。画面の指示に従って簡単な操作を行えば、履歴から消えた録画データの復元が可能です。

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カテゴリ:SDカード|更新日:2024-04-17 16:24:50

私たちの生活において車は欠かせない存在であり、プライベート・ビジネスどちらにおいても大切な移動手段ですね。それと同時に、全国各地で毎日発生する自動車事故が後を絶ちません。そんなときに自分と相手を守るのが、ドライブレコーダーです。ドライブレコーダーのおかげで、事故の前後の様子が録画され履歴に残るため、事故当時の状況がわかります。

しかし、ドライブレコーダーは時間が経過すると上書きされて録画が消去されます。上書きされる前の録画を観たい場面もあるかと思います。そんな悩みを解決するため、この記事ではドライブレコーダーの上書きされた録画データを復元する方法をご紹介いたします。ドライブレコーダーについてのよくある疑問もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Part1.ドライブレコーダーの録画データはどこに保存される

ドライブレコーダーの録画データは、通常SDカードに保存されます。

機種によってはmicroSDカードに録画が保存される場合もありますが、サイズの違い以外に差はありません。SDカードに保存された録画データは、、パソコン、タブレットもしくはスマホで視聴可能です。

機種によって保存場所は様々ですが、SDカード内の保存場所の一例をご紹介します。

KENWOODの場合

注意:※正確な録画データの保存場所は各の説明書をご覧ください。

①常時録画データ

常時録画されているデータは、”Video”に保存されています。

continuous recording data

②イベント録画データ

事故発生時前後の様子を録画するイベント録画データは、”Event”に保存されています。

event recording data

③駐車監視データ

駐車中の様子を録画するイベント録画データは、”Parking”に保存されています。

parking recording data

④静止画データ

静止画は、”Photo”に保存されています。

still recording data

Part2.ドライブレコーダーの上書きされた録画データを無料で復元する方法

ここでは、ドライブレコーダーの上書きにより消えた録画データを復元する方法をご紹介します。

方法1.無料のデータ復元ソフト4DDiG で録画データを復元する

1つ目の方法は、無料のデータ復元ソフト「4DDiG Windows Data Recovery Free」を使用する方法です。 上書きによって消えた録画データを復活できる、無料のおすすめフリーソフトです。データを復活する前は、初期化しないようご注意ください。画面の指示に従って簡単な操作を行えば、履歴から消えた録画データの復元が可能です。 気づかないうちに上書きされた録画データの復元には、「4DDiG Windows Data Recovery Free」を使用してみてください。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

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  • スキャン対象の選択:

    Tenorshare 4DDiGの公式ウェブサイトから4DDiG Windows Data Recovery Freeをダウンロードし、パソコンにインストールします。インストールが完了したらアプリケーションを起動します。プログラムが起動後の画面で、右上隅にある「シェア」ボダンをクリックし、FacebookまたはTwitterに拡散して100㎆までデータを復元できます。復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択して、スキャンします。

    「スキャン」
  • ファイルのプレビュー:

    削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    ファイルのプレビュー
  • 復元場所の選択:

    復元したファイルの保存場所を選択します。 なお、元の場所に直接データを復元するのはおすすめしません。異なる場所、例えば外部ドライブにデータを保存することを検討してください。

    復元場所の選択
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

方法2.有料のデータ復元業者に依頼する

2つ目は、有料でデータ復元業者に依頼する方法です。
復元してもらいたい録画があるSDカードを、実際に業者に送って復元してもらいます。費用が掛かる分、復元できる可能性は高いです。中身のデータの問題だけではなく、外的要因によるSDカード破損などの物理的な破損にも対応してくれる場合があります。

Part3.ドライブレコーダーに関するよくある質問

ここでは、ドライブレコーダーに関するよくある質問を3つご紹介します。
ひとつひとつ順番にお答えいたします。

質問1.ドライブレコーダーの映像は何日で消えますか?

答え:録画データの履歴が消えるまでの日数は、運転頻度とSDカードの容量によって差があります。目安として、32GBのSDカードで約300分、64GBのSDカードで約600分の映像が記録できます。1日2時間程度の運転をするなら、32GBで約2日半、64GBで約5日ほどで映像が消えるでしょう。

質問2.ドライブレコーダーはずっと録画していますか?

答え:常時録画の場合は、車の運転中はずっと録画がされます。イベント録画の場合は、衝撃発生時に前後の映像が録画されます。ドライブレコーダーごとに録画タイプが異なるため、ご使用の機種の取扱説明書をご覧ください。

質問3.ドライブレコーダーの録画時間はどのくらいですか?

答え:ドライブレコーダーの録画時間は、SDカードの容量によって異なります。目安として、32GBのSDカードで約300分、64GBのSDカードで約600分の映像が記録できます。

最後に

ここまで、ドライブレコーダーの上書きされた録画データを復元する方法をご紹介してきました。

上書きされる前の削除された録画データを復活させて観たい場合には、有料で復元業者に依頼するか、無料のソフト「4DDiG Windows Data Recovery Free」を使用してみてください。万が一に備えて、事前に「4DDiG Windows Data Recovery Free」をダウンロードしておきましょう。

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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