ドライブレコーダーで上書きされた映像を復元する方法【完全無料】

ドライブレコーダーのデータを消すと、SDカードが空になりますので、新しい録画や操作が消した録画ファイルを上書きしてしまう恐れがあります。上書きによって消えた録画データを復活できる、無料のおすすめフリーソフトです。画面の指示に従って簡単な操作を行えば、履歴から消えた録画データの復元が可能です。

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カテゴリ:SDカード|更新日:2024-12-06 11:30:59

ドライブレコーダーのSDカードに保存された大切な映像が、上書きされて消えてしまった経験はありませんか?事故の瞬間や美しい風景など、一度消えてしまうと二度と戻らない貴重なデータです。

この記事では、上書きされたドライブレコーダーの映像を無料で復元する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

ドライブレコーダー

Part1.ドライブレコーダーについて

1.ドライブレコーダーのデータが消えても復元可能?

ドライブレコーダーのデータが消えてしまった場合、復元できる可能性は十分にあります。まずはよくある3つのケースを挙げますので、どれに当てはまるのか考えてみてください。

1.上書きしてしまった場合

ドライブレコーダーのSDカードのデータを上書きされると、元のデータが完全に消えてしまい、復元が困難になります。

2.誤って削除した場合

SDカードのデータが間違って削除された場合、データ復元ソフトを使って復元できる可能性が高いです。

3.フォーマットした場合

SDカードをフォーマット直後であれば、データが完全に消えていない可能性があり、復元できることがあります。ただし、時間が経つほど復元の難易度が上がります。

2.ドライブレコーダーの録画データはどこに保存される

ドライブレコーダーの録画データは、通常SDカードに保存されます。

機種によってはmicroSDカードに録画が保存される場合もありますが、サイズの違い以外に差はありません。SDカードに保存された録画データは、パソコン、タブレットもしくはスマホで視聴可能です。

機種によって保存場所は様々ですが、SDカード内の保存場所の一例をご紹介します。

KENWOODの場合

注意:※正確な録画データの保存場所は各の説明書をご覧ください。

①常時録画データ

常時録画されているデータは、”Video”に保存されています。

continuous recording data

②イベント録画データ

事故発生時前後の様子を録画するイベント録画データは、”Event”に保存されています。

event recording data

③駐車監視データ

駐車中の様子を録画するイベント録画データは、”Parking”に保存されています。

parking recording data

④静止画データ

静止画は、”Photo”に保存されています。

still recording data

Part2.ドライブレコーダーの上書きされた録画データを復元する【無料】

ここでは、ドライブレコーダー録画データを復元する方法をご紹介します。

方法1.無料のデータ復元ソフト4DDiG で録画データを復元する

1つ目の方法は、無料のデータ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG 無料版」を使用する方法です。SDカードがまだ読み取り可能な状態なら、データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG 無料版」を使用して消えたドライブレコーダーの映像データを復元できるかもしれません。

上書きによって消えた録画データを復活できる、無料のおすすめフリーソフトです。データを復活する前は、初期化しないようご注意ください。画面の指示に従って簡単な操作を行えば、履歴から消えた録画データの復元が可能です。気づかないうちに上書きされた録画データの復元には、「Tenorshare 4DDiG 無料版」を使用してみてください。

無料復元

安全なダウンロード

無料復元

安全なダウンロード

  • ハードディスクをスキャン:

    Tenorshare 4DDiG無料版を起動し、起動後の画面で、右上隅にある「シェア」ボダンをクリックし、FacebookまたはTwitterに拡散して2GBまでデータを無料で復元できます。 復元したいドライブレコーダーのSDカードを選択し、スキャンを開始します。

    ドライブをスキャン
  • SDカードのファイルをプレビュー:

    SDカードから削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果から、復元したい動画ファイルを選択します。再生機能で、復元の前に動画を確認することができます。

    ファイルをプレビュー
  • SDカードのファイルを復元:

    右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

    ファイルを復元
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

方法2.有料のデータ復元サービスに依頼する

ドライブレコーダーのSDカードが物理的に損傷している場合、有料でデータ復元サービスに依頼することが必要です。

上書きされたデータを復元してもらいたい録画があるSDカードを、実際に業者に送って復元してもらいます。費用が掛かる分、復元できる可能性は高いです。中身のデータの問題だけではなく、外的要因によるSDカード破損などの物理的な破損にも対応してくれる場合があります。

方法3.ドラレコ解析業者に依頼する

ドライブレコーダーの映像解析を専門とする業者に依頼することで、より詳細かつ客観的な分析結果を得ることができます。特に、交通事故の状況把握や証拠として活用したい場合などに有効です。また、専門業者が作成した解析報告書は、裁判などでも有効な証拠となり得ます。

Part3.ドライブレコーダーに関するよくある質問

ここでは、ドライブレコーダーに関するよくある質問を3つご紹介します。
ひとつひとつ順番にお答えいたします。

質問1.ドライブレコーダーの映像は何日で消えますか?

答え:録画データの履歴が消えるまでの日数は、運転頻度とSDカードの容量によって差があります。目安として、32GBのSDカードで約300分、64GBのSDカードで約600分の映像が記録できます。1日2時間程度の運転をするなら、32GBで約2日半、64GBで約5日ほどで映像が消えるでしょう。

質問2.ドライブレコーダーはずっと録画していますか?

答え:常時録画の場合は、車の運転中はずっと録画がされます。イベント録画の場合は、衝撃発生時に前後の映像が録画されます。ドライブレコーダーごとに録画タイプが異なるため、ご使用の機種の取扱説明書をご覧ください。

質問3.ドライブレコーダーの録画時間はどのくらいですか?

答え:ドライブレコーダーの録画時間は、SDカードの容量によって異なります。目安として、32GBのSDカードで約300分、64GBのSDカードで約600分の映像が記録できます。

最後に

ここまで、ドライブレコーダーの上書きされた録画データを復元する方法をご紹介してきました。

上書きされる前の削除された録画データを復活させて観たい場合には、有料で復元業者に依頼するか、無料のソフト「Tenorshare 4DDiG無料版」を使用してみてください。万が一に備えて、事前に「Tenorshare 4DDiG無料版」をダウンロードしておきましょう。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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