MacBookなどを使用していると、ストレージ内のデータが溜まっていってしまい、パソコンの動作が重くなってしまいます。容量不足が進んでしまうと、日常的な作業にも時間がかかってしまい、ストレスが溜まっていきます。定期的にmacOSの容量不足を解決するための整理整頓が必要です。
そこで外付けSSDなどへのデータ移行があります。ここからはmacOSの容量不足時の外付けSSDへのデータ移行の方法を紹介します。
パート1:macOSの容量不足時の外付けSSDへのデータ移行について
外付けSSDとは、パソコンと接続して利用する外部記憶装置です。パソコン内のデータ容量が少なくなってきたときにデータをバックアップできる装置です。パソコン内のデータ容量が重くなった場合はSSDを購入してする方が多いですが、使用方法や選び方をマスターしておく必要があります。
MacBook向けの外付けSSDを選ぶ際の注意点
MacBook向けの外付けSSDを選ぶ際には、下記の要素をチェックする必要があります。
端子は正しいか
容量や転送速度は適切か
Time Machine機能に対応しているか
合わせて外付けSSDにはサイズなどもあるため、コンパクトなサイズものを選ぶと持ち運びもしやすいです。
パート2:macOSを外付けSSDにインストールする方法
macOSで外付けSSDを利用するためにはソフトをインストールする必要があります。ここからはmacOSに外付けSSDをインストールする方法を紹介します。
ステップ1:macOSをダウンロードする
まずはmacOSをダウンロードすることから始めます。このURLからApp StoreからmacOSをダウンロードします。App Store内にある「入手」からOSをダウンロードできます。
ステップ2:外付けSSD/HDDをフォーマットする
続いて、外付けSSDやHDDをフォーマットします。外付けのハードディスクではWindows専用の「NTFS」やWindowsとMacの両方で利用できる「exFAT」になっていることが多いです。
しかし、上記のフォーマットの場合はmacOSをインストールできません。そのため、下記の手順でmac専用フォーマットに変更する必要があります。
アプリケーションから「ディスクユーティリティ.app」を開く
外付けSSDを接続して左上のサイドバーをクリックし、「すべてのデバイスを表示」を選択
外付けSSDを選択
ポップアップ内で「MacOS拡張(ジャーナリング)」「GUIDパーティションマップ」を選択し、「消去」をクリック
ステップ3:起動可能なインストーラを作成する
フォーマット化が完了した後はインストーラを作成します。インストーラーの作り方は下記の通りです。
Finderなどからターミナルを開く
ダウンロードしたmacOSに応じて、コマンドを入力する
コマンドを実行し、メッセージが表示されるまでまつ
ステップ4:外付けSSD/HDDにmacOSをインストールする
インストーラの作成が終わり次第、外付けSSDにmacOSをインストールします。
起動可能なインストーラが入ったHDDを接続する
APFSフォーマットのHDDをMacに接続する
Macの電源を入れ、そのまま電源ボタンまたはOptionキーを押し続け、起動画面オプションウィンドウにアクセスする
起動可能なmacOSインストーラを選択し、「続ける」をクリックする
修復するボリュームを選択し、「次へ」をクリックする
APFSハードディスクを選択し、インストールを開始する
ステップ5:外付けディスクからmacOSを起動する
外付けディスクからmacOSを起動する場合は、インストールの際と同様に起動画面オプションウィンドウを開きます。起動画面オプションに先ほどインストールしたらインストーラが出るため、そちらを選択することでOSが立ち上がります。
パート3:Macに空き容量があるのに領域不足になる場合の対処法(外付けSSD不要)
Macに空き容量がある状態で領域不足になってしまった場合、SSDを使わない方法で対処できます。 ここからはMacに空き容量がある状態で領域不足になってしまった際の対処方法を紹介します。
Tenorshare CleamioでmacOSを定期的にクリーンアップする
空き容量があるのに領域不足になる場合は一度「Tenorshare Cleamio」などのファイル整理ソフトを利用して、パソコン内のファイルを整理しましょう。
既存のファイルの中でも不要なファイルや重複しているファイルを自動で検出してくれるため、プレビューを提供し、ファイルの削除を自由に選択できます。
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Tenorshare Cleamioを起動し、左サイドバーから重複ファイルを選択します。「Macintosh HD」と表示されているフォルダボックス、または大きな +(プラス)アイコン をクリックし、重複ファイルを検索したいフォルダ(例:ホームフォルダ、写真ライブラリ、ドキュメントなど)を追加します。選択後、スキャンをクリックして開始します。
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画面左上のTenorshare Cleamioタブをクリックし、環境設定または設定を選びます。ここでスキャンオプションを調整可能です。各ファイル種類の近くにある編集アイコンをクリックすると、ファイル拡張子の変更も可能です。設定後、検索をクリックして検出を開始します。
- 一般設定: 隠しファイルやサイズ0バイトのファイルを除外できます。
- ホワイトリスト: スキャン対象から除外したいフォルダやファイルを登録できます。
- 重複ファイル: 検出したいファイル種類(動画、画像、音声、ドキュメントなど)を選択します。
- 類似写真: 画像の類似度を調整できます(例:85%が標準設定)。
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スキャン完了後、動画、画像、ドキュメント、音声、その他のファイルタイプごとに検出された重複ファイルの詳細を確認できます。削除したい重複ファイルを選択してください(自動選択で最大サイズまたは最古のファイルを選ぶこともできます)。選択後、今すぐ削除をクリックします。
さいごに
この記事ではmacOSの容量不足時の外付けSSDへのデータ移行について紹介しました。SSDはパソコンの容量がないときにデータを外部に保存する装置です。パソコン内の容量があまりないときに活用できます。
一方で、空き容量がまだある段階や出来るだけSSDなどを利用しないでパソコンを運用したい場合は「Tenorshare Cleamio」などのファイル整理ソフトを利用しましょう。特にTenorshare CleamioはAI技術が搭載されているため、スムーズに利用していないファイルや重複されているファイルを検索できます。
様々なファイルを利用しているユーザー様はファイル整理ソフトを利用しましょう。
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