「Macの動きが遅くなった」、「プログラムやアプリが固まったり、強制終了したりするようになった」、「エラーが出るようになった」など、Macで何かしら問題が起きるようになっていたら、Macのストレージ容量がいっぱいになっているのかもしれません。 Macのストレージ容量を空けるには、Macにある重複ファイルを削除することが有効です。でも1つ1つのファイルを開いて重複を確認・削除するわけにはいきませんよね。今回はMacで重複ファイルを検索・削除する方法を4つご紹介いたします。 Part1:Macで重複ファイルの検索・削除について Part2:おすすめのMacで重複ファイルを検索・削除する方法4つ(無料) 方法1.Tenorshare Duplicate File Deleter(Mac)で重複ファイルを削除 方法2.FinderでMacの重複ファイルを削除 方法3.iTunesでMacの重複ファイルを削除 方法4.ターミナル コマンドでMacの重複ファイルを削除 Part3:まとめ Part1:Macで重複ファイルの検索・削除について なぜ重複ファイルを削除する必要があるのでしょうか?それは、ストレージ容量を圧迫している大きな原因の1つだからです。重複ファイルは以下のような理由で発生してしまいます。 誤って、または忘れて同じファイルを何度もダウンロードやコピーしている バックアップや編集のためのコピー メールや各種メッセージへの添付 他のアプリケーションによる自動複製 予想以上に重複ファイルは作成され、ストレージ容量を占めているのです。ストレージ容量に空きがないと、更新プログラムのインストールができなかったり、Macのパフォーマンスが低下したり、最悪の場合エラーや故障の原因にもなります。 Macを快適に使うには、重複ファイルを簡単に検索・削除できる方法を実践する必要があります。次に、具体的な方法を4つご紹介しているので試してみてください。 Part2:おすすめのMacで重複ファイルを検索・削除する方法4つ(無料) 方法1.Tenorshare Duplicate File Deleter(Mac)で重複ファイルを削除 Macの重複ファイルを検索・削除できるソフトを使うのが素早く簡単にできるのでおすすめです。今回ご紹介するソフトTenorshare Duplicate File Deleter(Mac)は操作性や正確性で特におすすめのソフトです。 Macのストレージだけでなく、USBメモリやSDカード、外付けHDDなどのストレージにも使え、写真、動画、オーディオ、文書などさまざまなファイル形式に対応しています。また、ストレージ全体でなくフォルダを指定したり、検索条件をカスタマイズしたりできるので検索時間を削減できます。 検索結果にはファイル容量などの情報が表示され、プレビュー機能もあるので便利です。消したいファイルと残したいファイルの選別が確実にできます。 3ステップの簡単な操作で素早くMacの重複ファイルを検索・削除できます。無料ダウンロードして試してみましょう。 Tenorshare Duplicate File Deleter(Mac)をインストール、起動させます。 無料ダウンロード PC向け 安全的なダウンロード 無料ダウンロード MAC向け 安全的なダウンロード 今すぐ購入 今すぐ購入 スキャンするフォルダーを選択するここでは、クリックしてパスを選択するか、フォルダをドラッグアンドドロップしてスキャンを開始します。 重複ファイルをスキャンまず、環境設置でスキャンモードを設定します。そして、「重複アイテムをスキャン」をクリックすると、指定フォルダのスキャンが開始します。 重複ファイルをプレビューして削除スキャンが終わったら、Tenorshare Duplicate File Deleterは検索条件に基づいてすべての重複ファイルを一覧表示します。プレビューモードを開くと、ファイルをプレビューできます。 重複ファイルを選択したら(「自動選択」をクリックすることもできる)、「重複排除」をクリックして削除します。 方法2.FinderでMacの重複ファイルを削除 ここからはMac標準の機能で重複ファイルを削除できる方法をご紹介します。ただし、手動の操作が出てくるので、面倒な場合はTenorshare Duplicate File Deleter(Mac)ソフトの使用をおすすめします。 Finderを開き、「ファイル」から「新規スマートフォルダ」をクリックします。 右上の「+」ボタンをクリックします。 左のドロップダウンで「種類」を選択後、右のドロップダウンで検索したいファイルを選択します。 検索結果が表示されるので、同じ名前や同じサイズのファイルを開いて、重複ファイルかどうかを確認して削除します。 方法3.iTunesでMacの重複ファイルを削除 iTunesを開いて、「ファイル」タブをクリックし、「ライブラリ」 > 「重複する項目を表示」をクリックします。 または「ファイル」タブを「Shift」キーを押したままクリックし、「ライブラリ」 >「完全に重複する項目を表示」をクリックします。 ・「重複する項目を表示」は、「曲名」、「アーティスト名」が重複したファイルが表示されます。 ・「完全に重複する項目を表示」は「曲名」、「アーティスト名」、「アルバム」が重複したファイルが表示されます。 表示されたアイテムを手動で削除します。複数選択して削除したい場合は、「Ctrl」キーを押しながらクリックすると複数選択された状態になります。 方法4.ターミナル コマンドでMacの重複ファイルを削除 Finderを開き、「ターミナル」と入力して検索し、ターミナルツールを表示させます。 cdコマンドを使用してスキャンしたいフォルダを選択します。具体的には「cd+半角スペース+フォルダのパス」を入力します。例えば、ダウンロードフォルダをスキャンしたければ、「cd /Users/(ユーザ名)/Downloads」と入力して「Enter」を押してください。 ターミナルに以下のコマンドを入力して「Enter」を押します。 find . -size 20 \! -type d -exec cksum {} \; | sort | tee /tmp/f.tmp | cut -f 1,2 -d ‘ ‘ | uniq -d | grep -hif – /tmp/f.tmp > duplicates.txt 重複したファイルがリストアップされたテキストファイルが作成されます。重複しているファイルを探して手動で削除します。 Part3:まとめ Macで重複ファイルを削除する方法を具体的にご紹介しました。Macのパフォーマンスを保つにはストレージ容量を空けることが重要で、重複ファイルの削除は有効な方法です。Macの重複ファイル削除ソフトを使用するのが一番簡単な方法です。Tenorshare Duplicate File Deleter(Mac)をフリーで使用してみてください。