ソニーα7V発表！AI搭載で進化した新世代フルサイズミラーレス｜価格・スペック・予約情報まとめ

Sony α7 Vの基本情報

『α7 V』の発売日、価格、予約

Sonyの新製品α7 V（型番：ILCE-7M5）は、2025年12月19日（金）にボディ単体で発売予定です。市場推定価格は税込約42万円前後（オープン価格）と、先代モデルよりやや高めですが、新機能の充実を考慮すれば納得の水準と言えそうです。また、標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」を同梱したキット版は2026年春以降に約44万円前後でリリースされる見込みです。

予約はソニーストアなどで2025年12月9日（火）10時より開始。人気集中が予想されるため、早めの予約をおすすめします。α7 Vの予約を検討中の方は、Sony公式サイトをチェックしてください。

『α7 V』のスペック

α7 Vの主なスペックをまとめます。新開発の部分積層型センサーが読み出し速度を約4.5倍向上させ、高速性能を実現しています。

『α7 V』の特長

α7 Vの魅力は、AI技術の活用にあります。ディープラーニングによる被写体認識が強化され、人物の瞳・顔・頭部・胴体を高精度で検出。認識対象は人物、動物、鳥、昆虫、車、飛行機など多岐にわたり、オートモードで自動判別も可能です。瞳認識精度は従来比約30%向上し、動きの速い被写体も逃しません。

α7 Vは、AIプロセッシングユニットを画像処理エンジン内に統合した新しいBIONZ XR2を搭載しています。これにより、人物の瞳認識性能が従来比約30%向上し、姿勢推定技術を用いて人物の瞳や骨格、姿勢を瞬時に認識して追い続けることが可能です。認識対象は人物、動物、鳥に加え、昆虫や自動車、電車、飛行機にも対応し、新たに追加された「オート」モードでは、カメラが自動的に被写体を判別します。

電子シャッター使用時には、AF/AE追随で最高約30コマ/秒の高速連続撮影が可能です。この連写速度はフラグシップモデルのα1 IIと同等であり、ベーシック機とは思えない性能を実現しています。さらに、シャッターボタンを押す前の最大1秒間を記録できる「プリ撮影機能」を搭載しており、子どもの表情、野鳥の飛び立つ瞬間、スポーツの決定的シーンなど、予測が難しい被写体でも撮り逃しを防ぎます。

新開発の部分積層型Exmor RS CMOSセンサーは、従来比約4.5倍の高速読み出しを実現しています。これにより、ローリングシャッター歪みが大幅に軽減され、動きの速い被写体でも歪みの少ない映像を撮影できます。また、最大16ストップのダイナミックレンジにより、明暗差の大きいシーンでも白とびや黒つぶれを抑え、豊かな階調表現が可能です。

動画性能においても大幅な進化を遂げています。フルサイズ画角での7Kオーバーサンプリングによる4K 60p記録や、Super 35mmでの4K 120p記録に対応し、細部まで高精細な動画撮影が可能です。さらに、「ダイナミックアクティブモード」を搭載した手ブレ補正機能により、歩き撮りでも滑らかで安定した映像が撮影できます。また、AIによるオートフレーミング機能や、αシリーズで初となる音声ノイズ低減機能を搭載し、外部マイクなしでも風切り音やレンズのノイズを抑えた高品質な音声収録が可能です。

加えて、グラファイトシートを4枚構造にすることで放熱性能が向上し、40℃の環境下でも4K 60pを60分間連続撮影できます。これはα7 IVの10分と比較すると大幅な改善となっています。

α7 Vは操作性や実用性の面でも進化しています。α7R VやA1 IIで採用された4軸マルチアングル液晶モニターを搭載し、縦撮影・横撮影の両方で快適な構図確認が可能です。モニターサイズも3.2型に大型化され、解像度も向上しています。

接続端子においては、USB Type-Cポートを2つ搭載し、給電しながら別の用途にも使えるようになりました。また、Micro USB端子は廃止され、より現代的な仕様となっています。バッテリー性能も改善され、液晶使用時で約750枚、ファインダー使用時で約630枚の撮影が可能となり、長時間の撮影により対応できるようになりました。

『α7 V』からの変更点

前モデルα7 IVからの主な進化点を挙げます。全体的にAIと速度面が大幅アップし、新世代らしい性能向上が見られます。

これにより、α7 Vはα7 IVの弱点を補い、より汎用性の高い一台となっています。

α7 V「ILCE-7M5」、α7IV、α7RV、α1IIと比較表

α7 Vの位置づけを明確にするため、他モデルとの比較表を作成しました。α7R Vの高解像、α1 IIのフラッグシップ性能に対し、α7 Vはバランスの取れた選択肢です。

この比較表から分かる通り、α7 Vは価格帯としてはα7 IVとα7R Vの中間に位置しながらも、連写性能や動画性能ではフラグシップのα1 IIに迫る性能を持っています。特に注目すべきは、電子シャッター時の30コマ/秒連写、プリ撮影機能、16ストップのダイナミックレンジといった、上位モデル由来の機能を惜しみなく搭載している点です。

一方で、重量は約614gとα7 IVより若干重くなっていますが、これは部分積層型センサーの採用や放熱性能の向上、大型化したモニターなどによるもので、性能向上とのトレードオフとして許容できる範囲と言えるでしょう。

価格面では、α7 IVの発売時価格（約30万円）から大幅に上昇していますが、搭載されている技術や性能を考慮すれば、むしろコストパフォーマンスに優れていると評価する声も多く見られます。実際、α9 IIIの多くのスペックを超えながら、価格は半分以下に抑えられており、ハイエンド性能を手頃な価格で手に入れられる選択肢となっています。

【おまけ】デジカメのデータを復元する方法

α7 Vのような高性能カメラで撮影した貴重なデータを誤削除してしまった場合、どうしますか？そんなトラブルにTenorshare 4DDiGが役立ちます。

データ復元ソフトTenorshare 4DDiGは、削除された写真、動画、RAWファイルなど、あらゆる種類のデータを復元できる強力なソフトウェアです。デジタルカメラのSDカード、CFexpressカード、パソコンのハードドライブなど、様々なストレージデバイスからのデータ復元に対応しています。

Tenorshare 4DDiGを使ってデジカメのデータを復元する手順は非常に簡単です。以下のステップに従って操作してください。

• Tenorshare 4DDiG を起動し、デジカメからSDカードなどのメモリカードを取り出し、パソコンに接続して選択し、スキャンします。

  

• しばらく待つと、メモリから消してしまったファイルが表示されます。復元前に、写真、ビデオ、ムービーなどのファイルをダブルクリックすることによりプレビューが可能です。

  

• 復元したいファイルを選択し、メモリカード以外の保存場所を選択します。例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。

  
  注意:

  保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

まとめ

Sonyの新カメラα7 Vは、AI満載の新性能でベーシックモデルの常識を覆しました。高速連写と高精度AFが魅力で、α7 IVからのアップグレードに最適。価格42万円でこのスペックは魅力的です。予約開始を逃さずチェックを！

一方、撮影データの管理も重要。Tenorshare 4DDiGを使えば、万一の削除も安心。プロ級の復元ツールとしておすすめです。今なら限定割引も！詳細はこちら

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森川 颯 （編集者）

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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