BAKファイルは、通常、元のファイルが変更されたときに自動的に作成されるバックアップファイルです。もし元のファイルが削除されてしまった場合でも、BAKファイルが残っている場合は、それを使用して元のファイルを復元することができる場合があります。一方で、本人で操作して作成されるファイルではないので、知らずに放置したり、削除してしまったりすることも多くあります。ここでは、BAKファイルについての説明と、bakファイルを復元する方法をご紹介いたします。
Part 1: BAKファイルとは
BAKファイルとは、ソフトウェアやアプリケーションで自動的に作成・更新される、「.bak」という拡張子が付いたバックアップファイルのことです。「.bak」ファイルが作成されるアプリケーションは、OutlookExpressやエディターソフト、ホームページビルダー、CADソフトなどで作成されます。
様々な種類のファイルが一様に.bak拡張子で保存されますが、拡張子を元のファイル形式に書き換えることで、元のファイルと同様に内容の閲覧と編集が可能です。そのため、万が一ファイルを誤って編集・上書きしてしまっても、BAKファイルがあれば簡単に復元できます。
一方で、自動的に作成されるBAKファイルが何のことかわからず、削除してしまうケースも多く見られます。削除してしまったBAKファイルを復元することは可能なのでしょうか?
Part 2: Windows Backupで.bakファイルを復元する手順
「バックアップの作成」で作成されたbak ファイルから、特定のファイルやフォルダだけ復元するには、以下の手順に従って操作してください。
- 手順1「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」の「バックアップと復元(Windows7)」をクリックします。
- 手順2「ファイルの復元」をクリックしてください。
- 手順3「別の日付を選択」をクリックし、元に戻したい日時を選びます。
- 手順4戻したい日時を選んだら、「ファイルの参照」もしくは「フォルダの参照」から元に戻したいファイルやフォルダを選び、「次へ」をクリックします。また、ファイルを復元する場所を選択して、復元が開始。
Part 3: 専門的な復元ソフトでBAKファイルを復元する
削除したBAKファイルは、データ復元アプリTenorshare 4DDiGで復元することができます。
ここでは、アプリ4DDiGを使ったBAKファイルの復元方法について説明していきます。
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Part 4: bakファイルの復元についてよくあるご質問
質問1. AutoCADのbakファイルを復元するには?
bak ファイルに保存されたデータは、拡張子 . bak を . dwg に変更して AutoCAD で開くことで修復できます。 既定では、BAK ファイルは DWG ファイルと同じフォルダに作成されます。
質問2.AutoCADのバックアップはどこにある?
AutoCADは、デフォルトでバックアップファイルを保存する場所を設定しています。通常、Windowsの場合は、C:\Users\AppData\Local\Autodesk\AutoCAD\ja-JP\Support\Backupフォルダに保存されます。Macの場合は、/Users/Library/Application Support/Autodesk/AutoCAD/ja-JP/Support/Backupフォルダに保存されます。
質問3. CADでバックアップファイルは作らないで保存できますか?
バックアップコピーが不要なら、オプションダイアログボックス[開く/保存]タブ内のファイルの安全確保の項目にある「保存時にバックアップコピーを作成」のチェックボックスからチェックを外しておきましょう。
Part 5: まとめ
BAKファイルについての説明と、bakファイルを復元する方法をご紹介しました。bakファイルは自動的に作成されるバックアップファイルですが、バックアップと気づかずに誤って削除しても、4DDiGデータ復元ソフトで誰でも簡単にbakファイルを復元することが可能です。復元したbakファイルの拡張子を元の拡張子に戻すと、ファイルを開くことができます。