初心者必見!CドライブからDドライブへ移動してもいいもの・移動しない方がいいものとは?

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-07-21 15:13:15

Windowsを使っていると、Cドライブの空き容量がすぐに減ってしまうことに気づく方も多いでしょう。 CドライブにはOSやシステムファイル、ソフトウェアのインストール情報が集中しているため、使っていくうちにどんどん容量を圧迫していきます。

その結果、ゲームや動画編集ソフトをCドライブにインストールしていると動作が重くなる原因にも。 そこで、CドライブからDドライブへ移動できるデータとそうでないデータを区別することが、PCを快適に使うための第一歩です。

Part1:CドライブからDドライブへ移動しても良いもの

Cドライブの整理にあたっては、「移動しても問題ないデータ」を正しく把握しておくことが重要です。以下のようなファイルは、安全にDドライブに移して容量を空けることができます。

1. ドキュメント・ピクチャ・ミュージック・ビデオなどの個人用フォルダー

Windowsでは「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」などが初期設定でCドライブに保存されていますが、場所をDドライブに変更することで効率よく容量を確保できます。

設定手順も簡単で、エクスプローラーのフォルダーのプロパティから「場所」タブで移動先を変更可能です

2. 自分で作成したファイルやフォルダー

写真やPDF、ワード・エクセルファイルなど、個人で作成したデータ類は基本的にすべてDドライブに移動して問題ありません。ゲームのセーブデータや録画ファイルもこのカテゴリーに含まれます。

特に動画・音楽など容量の大きいファイルはDドライブに保存することで、Cドライブのパフォーマンスが向上します。

Part2:CドライブからDドライブへ移動しない方が良いもの

一方で、移動してしまうとパソコンの動作に支障をきたすファイルやフォルダーも存在します。以下の項目は基本的にCドライブに残しておくべきです。

1. Windowsフォルダー

OSの中枢を担う「Windows」フォルダーは、絶対に移動してはいけません。移動するとシステムが正常に起動しなくなるリスクがあります。

2. Program Files/Program Files (x86)

アプリケーションが格納されているこれらのフォルダーも、基本的にはCドライブに置いておく必要があります。

強引に移動させると、アプリが起動しなくなる、更新ができなくなるなどの問題が起こり得ます。

3. Document and Settingsフォルダー(またはユーザーフォルダー)

このフォルダーにはログイン情報やアプリ設定などが保存されており、勝手に移動するとWindows 11やアプリの動作に悪影響を及ぼします。

Part3:アプリ移動時の注意点とおすすめのやり方

アプリやゲームをCドライブからDドライブに移動する場合、手動でフォルダーごとコピー・移動する方法はおすすめできません。

というのも、多くのアプリはインストール時にレジストリ情報やシステムファイルをCドライブに作成しており、単純にファイルを移動しただけでは正常に動作しない可能性が高いからです。さらに、アップデートやアンインストールができなくなるリスクもあります。

そのため、アプリの移動に対応した専用ツールを使うことが、安全かつ確実な方法です。

4DDiG Partition Managerはアプリやゲームの移動だけでなく、ドライブのパーティション調整も可能な便利ツールです。初心者でも扱いやすく、CドライブからDドライブへの安全なデータ移動や容量調整がワンクリックで実行できます。 特に「CドライブからDドライブへゲームや大型ソフトを移動したい」という方には、4DDiG Partition Managerの使用を検討する価値があります。

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  • 4DDiG Partition Manager を起動し、「移行ツール」タブに移動して「アプリ移動」を選択します。

    「アプリ移動」を選択
  • 移動したいアプリを選択します。その後、下のフォルダーアイコンをクリックして、移動先のパスを選択してください。

    移動したいアプリを選択
  • 「開始」をクリックし、確認して移動を開始します。

     確認して移動を開始
  • しばらくお待ちいただくと、アプリが指定したドライブへ移動されます。

     アプリが指定したドライブへ移動され

まとめ

Cドライブがいっぱいになると、PC全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。 しかし、どのデータが移動できて、どれが移動すべきでないかを理解しておけば、Cドライブの容量を安全に空けることが可能です。

特に、ゲームや個人ファイルの移動を検討している方は、「CドライブからDドライブへ移動してもいいもの」の見極めが重要。 また、安全で効率的な移動には、専用ツールの活用もおすすめです。

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よくある質問(FAQ)

Q1. Cドライブの容量がいっぱいになったらどうすればいいですか?

不要なファイルの削除や、ドキュメント・画像・動画などをDドライブへ移動しましょう。アプリの移動やパーティション変更には専用ツールの使用が効果的です。

Q2. CドライブからDドライブへゲームを移動できますか?

一部のゲームは移動が可能ですが、Steamなどのプラットフォームで設定変更が必要です。4DDiG Partition Managerを使えばより安全に移行できます。

Q3. Windows 11でもこの移動は可能ですか?

はい。Windows 11でも個人フォルダーや一部アプリの移動は問題なく行えます。ただし、システムファイルは絶対に移動しないようにしましょう。

村上星奈 (編集者)

データ回復、Windows および Mac 関連の問題に関する執筆を専門としており、多くの人々にコンピュータの問題に対する効果的な解決策を提供してきました。

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