ディスクの管理で未割り当て領域をCドライブに結合する方法|Windows11/10完全ガイド

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-03-25 18:55:48

Cドライブの空き容量が不足している場合、ディスク管理機能などを活用して未割り当て領域を結合することでストレージを拡張することができます。本記事では、Windows 11/10で未割り当て領域をCドライブに結合する方法を詳しく解説します。基本的な方法から、より簡単かつ柔軟に操作できる専用ツールを利用した方法まで幅広くご紹介します。

Part1:未割り当て領域とは?

未割り当て領域とは、フォーマットされておらず、パーティションが作成されていない空き領域のことです。この領域は、既存のパーティションに追加したり、新しいドライブとして使用したりすることが可能です。

一般的に、以下のような状況で未割り当て領域が発生します。

  • パーティションを削除した後
  • ディスクのクローンや移行後
  • 新しいHDDやSSDを取り付けた際

Part2:ディスクの管理で未割り当て領域をCドライブに結合できるか?

Windows標準の「ディスクの管理」ツールを使用すると、未割り当て領域をCドライブに統合できますが、いくつかの制約があります。

ディスクの管理でできること:

  • Cドライブの右側(後方)に未割り当て領域がある場合に統合可能
  • 簡単な操作で拡張が可能

ディスクの管理でできないこと:

  • 未割り当て領域がCドライブの左側にある場合
  • 隣接していない未割り当て領域を結合すること
  • 回復パーティションが間にある場合

これらの制約を回避するためには、4DDiG Partition Managerなどのサードパーティソフトを使用するのが最適です。

Part3:ディスクの管理を使って未割り当て領域をCドライブに結合する方法

未割り当て領域がCドライブに隣接している場合、windows10/11標準の「ディスクの管理」機能を使用して簡単に統合できます。以下の手順で進めましょう。

  • 「Windows + R」キーを押し、「diskmgmt.msc」と入力してEnterを押します。

    diskmgmt.mscと入力
  • Cドライブの右側に未割り当て領域があることを確認します。

  • Cドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

    「ボリュームの拡張」を選択
  • 「ボリュームの拡張ウィザード」に従い、未割り当て領域を追加します。

    ボリュームの拡張ウィザード
  • 「完了」を押しCドライブが拡張されたことを確認します。

    Cドライブが拡張された

Part4:4DDiG Partition Managerを使って未割り当て領域をCドライブに結合する方法

「ディスクの管理」で未割り当て領域を操作できない場合、4DDiG Partition Managerを使用することで制限なく操作が可能です。このツールは、直感的な操作でCドライブの拡張やパーティション管理が簡単に行えます。

4DDiG Partition Managerのメリット

  • 隣接していない未割り当て領域も結合可能 通常の「ディスクの管理」では、Cドライブに隣接していない未割り当て領域を結合できません。しかし、4DDiG Partition Managerを使えば、未割り当て領域がディスク内のどこにあっても結合できるため、効率的にストレージを活用できます。
  • 回復パーティションが間にあっても問題なし 「ディスクの管理」では、回復パーティションがCドライブと未割り当て領域の間にあると、拡張操作ができません。しかし、4DDiG Partition Managerなら回復パーティションを移動したり、スムーズに未割り当て領域をCドライブに統合できるため、ストレージ管理の自由度が格段に向上します。
  • データを失わずにCドライブを拡張可能 Cドライブの拡張時にデータが失われるリスクを心配する必要はありません。4DDiG Partition Managerは既存データを保持したまま、安全にCドライブを拡張できます。重要なファイルやシステム設定をそのまま維持しながら、ストレージの最適化が可能です。

4DDiG Partition Managerを使って未割り当て領域を結合する方法は 以下の通りになります。

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  • 容量を増やしたいターゲットパーティションを右クリックし、「結合」を選択します。

    パーティション結合を選択
  • パーティションを選択するか、ターゲットパーティションに隣接する領域の割り当てを解除し、パーティションの結合後のディスクレイアウトをプレビューします。次に、「OK」をクリックして、選択したパーティションをマージするか、ターゲットパーティションとのスペースの割り当てを解除します。

    パーティションの結合後のディスクレイアウトをプレビュー
  • 保留中の操作がタスクリストに追加されます。「1つのタスクを実行」をクリックし、「OK」をクリックして操作をコミットするだけです。

    「タスクを実行」をクリック
  • パーティションマージプロセスは、マージしたいパーティションのサイズによって、完了するまでに時間がかかることがあります。データの損失や破損を避けるため、プロセスが完了するまでプログラムを閉じないでください。

    パーティションの結合プロセスが完了

まとめ

未割り当て領域をCドライブに結合する方法として、「ディスクの管理」と「4DDiG Partition Manager」の2つの手段を紹介しました。Windows標準ツールでは制限が多いため、うまくいかない際はより柔軟な操作が可能な4DDiG Partition Managerの使用をおすすめします。

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よくある質問

1. 未割り当て領域をCドライブに結合する方法は?

Windowsの「ディスクの管理」または「4DDiG Partition Manager」を使用することで可能です。隣接している場合はディスクの管理で、隣接していない場合は4DDiG Partition Managerを使用してください。

2. 隣接していないパーティションを結合するにはどうすればいいですか?

ディスクの管理では対応できませんが、4DDiG Partition Managerを使えば隣接していない未割り当て領域も結合できます。

3. 回復パーティションを削除しても大丈夫?

回復パーティションはシステムの復旧に必要な領域ですので、削除する場合は慎重に行ってください。削除せずに未割り当て領域をCドライブに結合する場合は、4DDiG Partition Managerの利用を推奨します。

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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