Windows11 アップグレードできないPC どうする?簡単にできる対処法を紹介

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-05-19 15:59:18

Windows 11は、アップデートできないケースがあり、アップグレード時に「このPCはWindows 11に対応していません」と表示されることもあります。この記事では、Windows 11へのアップグレード要件や、対応していないPCでの対処法、そして要件を回避してアップグレードする方法について解説します。

Part1:Windows 11へのアップグレード要件を確認する

まずはWindows11へのアップグレードするための要件を確認しましょう。Microsoftが公式に発表しているWindows 11のアップグレード要件は以下の通りです:

  • 対応CPU:第8世代以降のIntelプロセッサ、またはRyzen 2000シリーズ以降

  • TPM(Trusted Platform Module)2.0の搭載

  • セキュアブートが有効になっていること

  • 4GB以上のメモリ

  • 64GB以上のストレージ

Part2:Windows 11にアップグレードできない主な原因と対処法

ここではアップデートできない原因とその対処方法について3つご紹介します。

1. CPUが対応していない

Windows 11は一部の古いCPUのサポートを終了していてこれが要因となってwindows10からアップグレードできない場合があります。

  • キーボードで「Windowsキー + R」を押し、「msinfo32」と入力してEnterを押します。

    「msinfo32」と入力
  • 「システム情報」画面が開いたら、「プロセッサ」の項目で自分のCPU名を確認します。

    自分のCPU名を確認
  • Microsoftの公式CPU対応リストと照らし合わせ、自分のCPUがサポートされているか確認します。

2. TPM 2.0が無効または非搭載

PCにTPM 2.0が搭載されていないか、BIOSで無効化されていることが要因でアップデートできないケースがあります。

  • Winボタン+Rを押してWindowsの検索バーを表示させ「tpm.msc」と入力し、「OK」をクリックします。

    「tpm.msc」と入力
  • 「状態」箇所を確認します。

    「状態」箇所を確認
  • 無効の場合、PCの再起動後、BIOS(UEFI)に入り、「Advanced」タブなどからTPMを有効化します(Farmware TPMを選択で有効化できます)。

    TPMを有効化

もし、TPMが搭載されていない場合は、手動でアップグレードする必要があります。

3. セキュアブートが無効

BIOSでセキュアブートがオフになっているため、Windows 11のインストール条件を満たしていない場合があります。

  • ホーム画面でWinボタン+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

  • 「msinfo32」と入力して「OK」をクリックして「システム情報」に入ります。

  • 「システムの要約」メニューで「セキュアブートの状態」を確認します。

    「セキュアブートの状態」を確認
  • 「無効」や「サポートされていません」と表示されている場合は、再起動してBIOSの起動タブからセキュアブートを有効化(Enabled)を選択します。

    セキュアブートを有効化

Part3:Windows11にアップグレードできないPCはどうすればいいですか?

windows11にアップグレードできないpcはどうするべきでしょうか?おすすめの方法として4DDiG Partition Managerの「Windows 11要件回避機能」を使う手段があります。この機能を活用することで非対応のPCでも安全かつ簡単にWindows 11へアップグレードできます。

4DDiG Partition Managerとは?

4DDiG Partition Managerは、パーティションの作成・削除・サイズ変更・クローン作成などが行えるオールインワンのディスク管理ソフトです。

その中でも特に有用なのが、「Windows 11アップグレード要件回避機能」です。この機能を使えば、Microsoftが定める厳しい要件(TPM 2.0、セキュアブート、対応CPUなど)を自動で回避し、非対応のPCでもWindows 11をインストールできます。

主な機能と特長:

  • TPM 2.0やセキュアブートのチェックを自動で回避 面倒なBIOS設定やレジストリ操作は不要。ソフトが自動で処理してくれるため、初心者でも安心です。

  • クリーンインストール不要で、データやアプリはそのまま 既存のWindows 10環境を引き継いでアップグレードが可能なので、再設定の手間がかかりません。

  • 直感的でわかりやすい操作画面 ガイド付きのステップに従うだけでアップグレードが完了します。専門知識は一切不要です。

要件を回避してwindows11にアップグレードする方法は以下になります。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

  • 4DDiG Partition Manager をインストールして起動します。 「Windowsのダウンロードとアップグレード」セクションに移動し、「Windows 11へのアップグレード」を選択します。

    「Windowsのダウンロード」を選択
  • こちらで、お使いのコンピューターが最小システム要件を満たしているか確認できます。 「アップグレード診断と実行」をクリックしてください。

    「アップグレード診断と実行」をクリック
  • 後で、お使いのPCがWindows 11にアップグレード可能かどうかのリストが表示されます。 もしPCがシステム要件を満たしていない場合は、「次へ」をクリックして回避します。

    Windows 11にアップグレード可能か
  • システムの言語と地域を選択し、「アップグレード開始」をクリックしてください。続行するには、「はい」をクリックしてください。

    「アップグレード開始」をクリック
  • Windows 11の要件を回避するには少し時間がかかりますので、しばらくお待ちください。完了したら、Windows 11 にアップグレードできます。

    Windows 11の要件を回避

まとめ

Windows 11へのアップグレードは、要件に対応していないPCにとって一見困難に思えるかもしれませんが、設定の見直しや専用ツールの活用で十分に対応可能です。それでもwindows11にアップデートできない場合は、4DDiG Partition Managerを使えば、簡単・安全にWindows 11へアップグレードできるので試してみてください。

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安全なダウンロード

加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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