突然パソコンの画面が真っ白になって動かなくなった、そんな経験はありませんか? この記事では、pc画面が真っ白になる原因と、誰でもすぐ試せる対処法をわかりやすく解説します。原因が多岐にわたるこの現象ですが、正しい手順を踏めば自分で解決できるケースも少なくありません。さらに、今後に備えてシステムをバックアップしておく方法についても紹介します。
Part1:PC画面が真っ白になる考えられる原因
パソコン画面が真っ白になって動かないとき、主に以下のような原因が考えられます。
- ディスプレイや接続ケーブルの不具合
- グラフィックドライバーのエラー
- Windowsシステムファイルの破損
- ウイルス感染による障害
- 周辺機器の干渉
- ハードウェアの物理的故障
多くの場合、軽度なトラブルであればユーザー自身で復旧可能です。次のパートで対処法を紹介します。
Part2:パソコン画面が真っ白になった今すぐできる対処法
対処法1. パソコンを再起動する
最も基本的な方法です。パソコンが真っ白になって電源を切れないと慌てがちですが、電源ボタンの長押しによる強制終了でほとんどのPCは電源を切ることができます。
手順:
電源ボタンを長押しして電源を強制的に切ります(5秒程度)
数秒待ってから再度電源を入れます
ロゴが表示されたら、通常通り起動するか確認します。
対処法2. ディスプレイケーブルの確認
HDMIやDisplayPortなど、ディスプレイケーブルが緩んでいる・劣化している可能性があります。別のケーブルやポートを試してみましょう。
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ノートPCの場合はスキップ、デスクトップPCの場合はモニターと本体の接続を確認します。
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HDMIやDisplayPortケーブルを一度抜き、しっかり差し直します その際に歪みや汚れがないかチェックしてください。
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ケーブルに問題がありそうな場合は予備のケーブルに差し替えてテストします。
対処法3. グラフィックドライバーの更新
ドライバーが原因の可能性もあります。以下の手順でグラフィックドライバーを最新の状態に更新してみてください。
手順:
スタートメニューから「デバイスマネージャー」を開きます。
「ディスクアダプター」を選択してください。
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お使いのドライバー上で右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を押してください。
対処法4. 周辺機器の取り外し
USBデバイス(プリンター、外付けHDDなど)が干渉して画面表示に不具合を起こすこともあります。最低限の構成にして起動しましょう。
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キーボード・マウス以外のUSB機器(プリンター、外付けHDDなど)をすべて取り外します。
電源を切ってから再起動し、動作を確認してください。
対処法5. 放電処理
ノートpcの画面が真っ白になる場合、バッテリーを外した状態で電源ボタンを30秒ほど長押しする「放電」を行うことで、内部エラーが解消されることがあります。
手順(ノートPCの場合):
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電源ケーブルとバッテリーを外します。(内蔵バッテリーの場合はスキップ)
電源ボタンを30秒間長押しすると放電されます。
バッテリーと電源ケーブルを戻し、再起動してください。
対処法6. セーフモードでの起動
セーフモードで起動させて対処する方法もあります。手順は以下の通りです。
手順:
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電源を3回強制オフ(長押し)すると「自動修復」が起動するので「トラブルシューティング」を押します。
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「詳細オプション」→ 「スタートアップ設定」の順に選択してください。
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「再起動」を押します。起動時に「4:セーフモードを有効にする」を選ぶとセーフモードでの起動となります。
対処法7. ウイルススキャン
ウイルス感染が原因でパソコン画面が真っ白になっているケースもあります。以下の手順でスキャンしてみてください。
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まず、「スタートメニュー」を押し、「設定」>「更新とセキュリティ」>「windowsセキュリティ」の順に開きます。
「ウイルスと脅威の防止」を選択してください。
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「クイックスキャン」を押すとスキャンが開始されます。その後指示に指示にしたがって対応してください。
対処法8. パソコンの初期化
最後の手段として、Windowsの「このPCを初期状態に戻す」機能を使って初期化する方法があります。ただし、データが消えるリスクがあるため、事前のPCバックアップを行った上で以下を試してみてください。
手順:
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スタートメニューの「設定」から 「更新とセキュリティ」を開きます。
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「回復」>「このPCを初期状態に戻す」の順に選択します。
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「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選び、画面の指示に従って進めてください最後に「リセット」を押すと初期化されます。
Part3:Windowsシステムをバックアップしましょう
突然の不具合に備えるためにも、日頃からシステムのバックアップを取っておくことが重要です。そこでおすすめなのが、4DDiG Partition Managerの「システムバックアップ」機能です。
このソフトを使えば、現在のWindows環境を丸ごとイメージ化して、外部ドライブや別パーティションに保存しておけます。システムが起動できなくなっても、バックアップから簡単に復元できるため、初心者にも安心です。
以下に4DDiG Partition Managerの特徴やシステムバックアップ手順をまとめています。
- クリック操作だけで簡単バックアップ 難しい設定は不要。ウィザードに沿って進めるだけでシステム全体を丸ごとバックアップできます。
- 保存先は外付けHDDや別パーティションなど自由に選べる 万が一内蔵ストレージが破損しても、外部に保存していれば復元可能です。
- ブータブルメディアと組み合わせて、起動不能時でも復元可能 4DDiG Partition Managerで作成できるWinPE起動ディスクを使えば、Windowsが起動できなくても復元作業が行えます。
- SSDクローン機能にも対応 新しいHDD/SSDへのクローン、柔軟な使い方が可能です。
安全なダウンロード
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4DDiG Partition Manager を開き、「バックアップ」タブに進みます。「システムバックアップ」をクリックします。以前にバックアップ機能を使用したことがある場合は、「新規」をクリックして、新しいバックアップオプションを選択できます。
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ここでは、システムパーティションのみバックアップするか、システムとデータを全てバックアップするかを選択できます。「変更」をクリックして、システムをバックアップするための保存先を選択してください。「開始」ボタンをクリックして、バックアップを開始します。
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システムのバックアップには少し時間がかかりますので、しばらくお待ちください。その後、システムのバックアップが完了します。
まとめ
この記事では、pc画面が真っ白になる主な原因と具体的な対処法を紹介しました。慌てずにご紹介した方法で対処してみてください。また、このような突然のトラブルに備えて、本記事でご紹介した4DDiG Partition Managerでシステムのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
安全なダウンロード