インストールメディアとは?Windows 10のインストールメディアをUSBで作成する方法【完全ガイド】

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カテゴリ:パーティション管理|更新日:2025-02-14 14:56:36

Windows 10を再インストールしたり、PCを修復したりする際に必要となるのが「インストールメディア」です。本記事では、windows10のインストールメディアの役割や必要になるケース、そしてusbメディアを使用した作成方法について詳しく解説します。また、効率的に作成可能な専用ツールについても併せてご紹介します。

Part1:インストールメディアとは?

1. Windows 10のインストールメディアでできること

インストールメディアとは、パソコンにオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトなどをインストールするための記憶媒体の総称です。

Windows 10のインストールメディアを使用すると、以下のことが可能になります。

  • Windows 10の新規インストール
  • PCの初期化やリカバリー
  • システムが起動しないときの修復
  • パーティションの設定や変更

2. インストールメディアが必要になるケース

  • PCの初期化:PCの動作が不安定になった際、インストールメディアを使ってWindows 10をクリーンインストールできます。
  • 修復:システムが正常に起動しない場合、インストールメディアを使って修復オプションを実行できます。
  • OSのアップグレードまたは再インストール:新しいストレージへOSを移行する際にも、インストールメディアが役立ちます。

Part2:Windows 10のインストールメディアを作成する方法

インストールメディア作成に必要なもの

windows10のインストールメディアを作成するには以下が必要なので

事前に準備しておきましょう。

  • 8GB以上のUSBメモリ(できれば16GB以上推奨)
  • Windows 10のISOファイル(一部の方法では不要)
  • PCと安定したインターネット環境

方法1. 4DDiG Partition Manager を使用して Windows 10 のインストールメディアを作成

4DDiG Partition Managerは、パーティション管理を簡単に行えるツールです。このソフトには、OSをインストールできるブータブルUSBを作成する機能が搭載されており、初心者でも簡単に操作できます。

  • 直感的なインターフェースで初心者でも操作しやすい
  • Windows 10のインストールメディアを簡単に作成可能
  • USBブートディスクの作成もワンクリックで実行
無料ダウンロード

安全なダウンロード

  • 外付けディスクをコンピュータに接続し、4DDiG Partition Manager を実行します。 「Windowsのダウンロードとアップグレード」セクションに移動し、「Windowsのダウンロード」を選択します。

    「Windowsのダウンロード」を選択
  • Windows のバージョンを選択し、システムの言語を選んでください。 次に、接続したディスクをターゲットディスクとして選択します。 「開始」をクリックしてください。

    Windows のバージョンを選択
  • 選択したディスクにイメージをダウンロードして書き込むのには時間がかかりますので、しばらくお待ちください。

    ディスクにイメージをダウンロード

方法2. Microsoft公式の「メディア作成ツール(Media Creation Tool)」を使用

  • Microsoft公式サイトから「Media Creation Tool」をダウンロードします。

    「Media Creation Tool」をダウンロード
  • ツールを起動し、「別のPCのインストールメディアを作成する」を押し、言語とエディションを選択後、「次へ」を押します。

    言語とエディションを選択
  • 「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。

    「USBフラッシュドライブ」を選択
  • USBを挿入すると一覧に出てきて選べるようになるので選択後「次へ」をクリックするとプロセスが開始されるので完了まで待ちます。

    「次へ」をクリックする

方法3. Rufusを使用してISOからブータブルUSBを作成

Rufusツールを使って作成することもできます。インストールメディアの作り方は以下の通りです。

  • Rufusを公式サイトからダウンロードし、起動してください。

  • USBメモリを接続しデバイスの箇所で接続したUSBメモリを選択します。

  • ブートの種類の箇所でWindows 10のISOファイルを選択してください。

    Windows 10のISOファイルを選択
  • ファイルシステム箇所を「NTFS」に変更し「スタート」をクリックしてください。

    ファイルシステム箇所を「NTFS」に変更

方法4. コマンドプロンプト(diskpart)を使って手動で作成

  • まず、コマンドを開き「diskpart」と入力した後にEnterを押します。

  • 「list disk」 を押してEnterを押し、USBのディスク番号を確認します。

    USBのディスク番号を確認
  • 「select disk X」と入力しEnterを押してください。(XはUSBの番号)

    「select disk X」と入力
  • 「clean」と入力し、Enterを押します。

    「clean」と入力
  • 「create partition primary 」で新しいパーティションを作成し、「format fs=ntfs quick 」でUSBをフォーマットします

    「format fs=ntfs quick 」でUSBをフォーマット
  • 最後に「assign」 と入力しEnterを押すと完了です。ドライブレターを割り当てられます。完了したら「exit」と入力して終了します。

Part3:インストールメディアから起動する方法と設定

インストールメディアを作成したら起動を行いましょう。手順は以下の通りです。

  • PCの電源を入れ、BIOS/UEFIに入る(通常はF2、F12、Delキーなど)

  • ブート順序をUSBメモリに変更

  • 変更を保存して再起動

  • Windowsのインストール画面が表示されれば成功

まとめ

Windows 10のインストールメディアとは、PCの修復やクリーンインストールに役立つ重要なツールです。作成方法はいくつかありますが、本記事でご紹介した「4DDiG Partition Manager」は初心者にも使いやすく、簡単にブータブルUSBを作成できます。安全かつ効率的なインストールメディア作成には、活用をおすすめします。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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