「昨日まで普通に使えていたWindows10のPCが突然UEFIまで起動しないようになった」という事態はよく聞くトラブルです。
これらは特に、Windows Update後、BIOS設定変更後、外付けデバイス接続時といった場合に起こることがあります。
そこで本記事では、実際の解決事例をもとにこのトラブルへの対処法をまとめます。
UEFIとは?BIOSとの違い
UEFIは「Unified Extensible Firmware Interface」の略称で、PCの電源投入時に最初に実行されるファームウェアシステムです。2010年以降に製造されたPCの大部分がUEFIを採用しています。
従来のBIOSとの技術的な差異は次の3点です。
- 2TB以上の大容量ストレージへの対応
- GPTパーティション形式のネイティブサポート
- セキュアブート機能による不正なブートローダーの排除
注意すべきは、多くのマザーボードメーカーがUEFI設定画面を依然として「BIOS設定」と呼称している点です。ASUS、MSI、GIGABYTEのいずれも、マニュアルやスクリーン上で「BIOS」という用語を使い続けているため、ユーザー側で用語の混在を理解しておく必要があります。
MBR形式のディスクはBIOSモードでしか起動できず、GPT形式はUEFIモードが必須です。この互換性の問題が、起動トラブルの根本原因になっているケースがあります。
Windows 10がUEFIで起動しない原因
以下の可能性があります。
- ブート順序の変更 :br マザーボードのボタン電池が消耗してCMOS設定が初期化され、外付けHDDやUSBメモリが優先デバイスになってしまうケース
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高速スタートアップの問題 :
Windows10の高速スタートアップは、ハードウェア構成変更時に認識が更新されない問題があります。特にデュアルブート環境で起動失敗の原因になります。 -
ブートマネージャーの破損 :
Windows Update中の強制終了により、ブートマネージャーが破損する事例があります。Windows10のブートマネージャーを修復する作業は、サポート対応でもよくある項目です。 -
セキュアブートとCSMの競合 :
セキュアブートとCSMの設定ミスによって、ASUSのマザーボードのUEFIが起動しないというトラブルがあります。
Windows 10がUEFIで起動しない場合の対処法
複数の対処法があります。以下を順に試してみてください。
対処法1. UEFI設定の確認
PC起動時にF2キー(ASUSの場合)を連打してUEFI設定画面に入ります
Bootタブに移動し、Windows Boot Managerが第一優先か確認
Boot ModeをUEFIに設定
CSMをDisabledに設定
セキュアブートをEnabledに設定(GPTディスクの場合)
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F10で保存して再起動
対処法2. 高速スタートアップの無効化
特にデュアルブート環境では、この設定変更が必須です。
Windowsキー+Rで「control」と入力
「電源オプション」>「電源ボタンの動作を選択する」
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
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変更を保存
対処法3. Windows回復オプションの利用
自動修復機能を使うと、軽度のブートローダー破損であれば自動で修正してくれます。
Windows10インストールメディアから起動
「コンピューターを修復する」を選択
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「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ修復」
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修復対象のOSを選択し、自動修復を実行
対処法4. ブートデバイスの確認
物理的な接続不良が原因のケースです。見落としやすいため、確実に確認する必要があります。M.2 SSDの接触不良が意外に多く発生しています。
すべての外部ストレージを取り外す
PCケースを開け、SATAケーブルやM.2 SSDの接続を確認
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UEFI設定画面や「ディスクの管理」画面でデバイスが認識されているか確認
対処法5. Windowsシステムの修復
ブートマネージャーの手動修復は、対処法3の自動修復で解決しなかった場合に実行します。やや技術的な知識が必要です。
インストールメディアから「コマンドプロンプト」を開く
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以下のコマンドを順に実行:
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /scanos
bootrec /rebuildbcd
各コマンド後に「操作は正常に終了しました」を確認
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PCを再起動
対処法6. SSDを換装
システムドライブの物理故障時は、SSD換装が根本的な解決策です。ただし再インストールには時間がかかります。この作業負荷を大幅に削減できるのが、ディスククローンツールです。
4DDiG Partition Managerは、システムドライブの完全なクローンを作成できるツールです。Windows10のブート領域、システムパーティション、回復パーティションを含めて、すべてのデータを新しいSSDに複製します。
従来のディスク管理ツールでは、ブート領域のコピーに失敗して起動できないケースがありましたが、4DDiG Partition Managerはこの問題をクリアしています。
このソフトを使用したSSDクローンの方法は次のとおりです。
安全なダウンロード
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外部ディスクをコンピュータに接続し、4DDiG Partition Managerをダウンロードしてインストールします。その後、アプリケーションを起動し、「システムディスクのクローン」を選択してください。
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ソースディスクからクローンデータを受け取るターゲットディスクを選択し、「次に」ボタンをクリックします。(ソースディスクはシステムディスクで、ターゲットディスクは接続したディスクがデフォルトで選ばれます。)
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次に、クローンディスクの効果を示すプレビューインターフェースが表示されます。ソースディスクのパーティションはデフォルトでターゲットディスク全体を占め、両側のハンドルをドラッグしてクローンパーティションのサイズを変更できます。プレビューが正しいことを確認したら、「開始」ボタンをクリックしてクローン操作を開始します。
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ディスクのクローン作成が完了するまで待ちます。クローン作成の速度は、ソースディスクのサイズによって異なります。 他の操作を実行したり、現在の操作を中断したりせず、しばらくお待ちください。
まとめ
Windows10でUEFIが起動しないトラブルのほとんどは、UEFI設定の見直し、高速スタートアップの無効化、ブートマネージャーの修復で解決できます。それでも問題がある場合はディスクを換装する方法があります。4DDiG Partition ManagerのようなSSDクローンソフトでディスク換装の負荷を大幅に削減できます。
安全なダウンロード
よくある質問
UEFIのトラブルでよくある質問をまとめました。
1. Windows 10が起動しないのですがBIOS設定でどうすればいいですか?
UEFI設定画面でブート優先順位のWindows Boot Managerが第一優先になっているか、セキュアブートが有効になっているか、CSMが無効になっているかを確認しましょう。
2. UEFIの直し方は?
UEFIブート情報が破損している場合、Windows回復環境からコマンドプロンプトを起動し、bootrec /fixbootとbootrec /rebuildbcdを実行してブートマネージャーを修復できます。
3. Shiftキーを押してUEFIで再起動するには?
Windowsが起動している状態で、Shiftキーを押しながらスタートメニューの「再起動」をクリックすると、高度なスタートアップオプションが表示されます。そこから「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「UEFIファームウェアの設定」を選択すれば、直接UEFI設定画面に入れます。
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