パソコンから誤って削除してしまったメールをゴミ箱から復元したい時はありませんか?使っているサービスによって復元方法は異なっています。
こちらの記事では、ゴミ箱から削除したメールを復活させる方法をサービスごとにご紹介していきます。
Part1.メールをゴミ箱から復元する方法
ゴミ箱からメールを復元する方法は、使っているサービスによって異なっています。 こちらの記事ではoutlook、Gmail、Yahoo!メールの3種類の復元方法をご紹介します。
Outlookのゴミ箱から復元する場合
outlookのゴミ箱から削除したメールを復元する方法は以下の通りです。
outlookの画面を開き、「削除済みアイテム」の項目をクリックします。削除したメールの一覧が表示されます。
復元したいメールを右クリックして「移動」を選択し、任意のフォルダに移動させて下さい。
Gmailのゴミ箱から復元する場合
Gmailのゴミ箱からメールを復元する手順は以下のとおりです。
Gmailの画面を開き「もっと見る」をクリックして、「ゴミ箱」の項目を選択してください。ゴミ箱内が表示されます。
ゴミ箱から削除した復元したいメールのチェックボックスをクリックして選択してください。
フォルダのアイコンをクリックします。任意のフォルダに移動させてください。
Yahoo!メールのゴミ箱から復元する場合
Yahoo!メールで消してしまったメールを復元したい際の手順は以下の通りになります。
Yahoo!メールの画面を開き、ゴミ箱を選択してください。
復元したいメールのチェックボックスにチェックをつけます。画面上部の「移動」をクリックして、任意のフォルダに移動させれば完了です。
メールが指定したフォルダに復元されているか確認しましょう。
Part2.【追加】ゴミ箱にないメールを復元する方法
もしゴミ箱の中にないメールを元に戻す場合、以下のような方法があります。
方法1.データ復元ソフトでゴミ箱にないメールを復活する
もしゴミ箱からすでに消えてしまったメールを復元したい場合、専用のツールを使わなければいけません。その場合「4DDiG Windowsデータ復元」のツールを使うのがおすすめです。 今回紹介したサービスであれば、いずれのメールも復元できます。また、それ以外にもHDDやUSBなど幅広い媒体のデータを復元可能です。 そのため、データ復元ツールをお試ししたいとお考えの方には最適でしょう。
- SDカードやHDDのフォーマット、誤削除など、あらゆる状況から効果的に復元
- 外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどの記憶媒体からファイルを復元
- 写真、動画、オフィスファイルなど、2,000種類以上のファイルタイプに対応
- スキャン対象を選択:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- メールをプレビュー:
一部のメールのみスキャンは数分かかりますが、削除されたメールを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- メールを復元:
その後、復元したいメールのファイルにチェックを入れて、復元したメールの保存場所を選択して、復元作業を実行します。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
方法2.アーカイブされているOutlookメールを復元する
アーカイブとは、特定のメールが自動で削除されないように保存しておく機能です。アーカイブを行ったメールは、受信トレイに表示されなくなってしまいます。 アーカイブしたoutlookのメールを復元する方法は以下の通りです。
「アーカイブ」の項目を選択して、クリックしてください。アーカイブしたメールのリストが表示されます。
復元したいメールを右クリックして、「移動」を選択して任意のフォルダへ移動させてください。
方法3.Google管理者コンソールで完全に削除したGmailのメールを復元する
Google管理者コンソールとは、管理者がアカウントを操作するための機能です。一般ユーザーではできない機能を使う事ができます。 もしGoogle管理者コンソールを使ってGmailのメールを復活させる場合は以下の手順を行ってください。
復元したいGmailのあるアカウントでGoogle管理者コンソールにログインします。
管理者コンソールの「ユーザー」を選択してください。
管理しているアカウントがリスト形式で表示されます。Gmailを復元したいアカウントを選択してください。
復元するメールの期間を設定します。アプリケーションは「Gmail」を選択してください。 「復元」をクリックすれば完了です。
該当のアカウントのGmailにアクセスして、メールが復活しているか確認して下さい。
Part3.メールをゴミ箱から復元しないようにバックアップ方法
上記のような方法を使わなくても、バックアップを取得しておくことでゴミ箱から削除してしまったメールを簡単に復元可能です。 バックアップを使ってメールをゴミ箱から復元する方法には以下のようなものが挙げられます。
方法1:クラウドサービスを活用してメールをバックアップする
DropBoxやiCloud、GoogleDriveのようなクラウドサービスを使って、重要なメールのバックアップを保管しておくのは手段の一つです。 万が一ゴミ箱からメールを完全に削除してしまった場合も、クラウドに保存しているデータから簡単に復元が行えます。 ただし、クラウドの場合アクセスできない場合や容量制限がある、といったデメリットがあるため注意してください。
方法2:ローカル環境にもメールを保存する
重要なメールはローカル環境に保管しておくことも手段の一つになります。ローカル環境とは、自身のパソコンやスマートフォン内のことを指す単語です。 定期的にバックアップを取得して、ローカル環境に保管しておくようにするといいでしょう。
方法3:定期的なメールをエクスポートし、整理する
エクスポートを定期的に実施して、メールの整理整頓を行うことも大切です。エクスポートを行えば、メールのバックアップをまとめて取得することができます。 ※エクスポートのやり方はサービスによって異なっているため、詳しくは各サービスでの方法をご確認ください。 エクスポートしたデータを定期的に保存しておくことで、削除してしまった際にも復旧を行うことが可能です。
まとめ
メールをゴミ箱から戻す方法はサービスによって異なっています。そのため、自分が使ってるサービスでのメールの復元方法はしっかりと押さえておくようにしましょう。
万が一ゴミ箱から完全に削除してしまったメールを復元したい場合は、専用の復元ツールTenorshare 4DDiGを使うのがおすすめです。 メール以外にも様々な媒体のデータ復元に役立ちます。メールの復旧を安全に行えるため、困った際はツールを使って安全に復旧を行いましょう。