パソコンは仕事やプライベートにおいて必需品の1つですが、使っていると様々なトラブルに見舞われます。その中の最たるトラブル例の1つが「パソコンの電源がつかない」です。

今回はパソコンの電源がつかない原因とその対処法について、電源ランプがつく場合とつかない場合とに分けてご紹介いたします。

  1. Part 1: パソコンの電源がつかない原因
  2. Part 2: パソコンの電源がつかない時の対処法HOT
  3. Part 3: 電源がつかないパソコンから大切なファイルを取り戻す
  4. Part 4: まとめ

Part 1: パソコンの電源がつかない原因

パソコンの電源がつかない原因としては、電力供給が不安定(通電していない)、パソコン部品の故障、ホコリや静電気などによる一時的な不具合、OSやシステムの一時的な不調などが挙げられます。

次にご紹介する対処法で原因を一つ一つ探り、解決していきましょう。

Part 2: パソコンの電源がつかない時の対処法

ここでは、パソコンの電源がつかない時の対処法をご紹介いたします。

まずはパソコンの電源を押したときに、電源ランプがつくかつかないかを確認します。

電源ランプがつかない場合

電源ランプがつかない場合は、パソコンの電源が切れています。

  • 電力供給源を確認する
  • パソコンへの電力供給が上手くできていなければ、電源が切れて画面も真っ暗になります。ACアダプターや電源ケーブル、コンセントなど、正しく接続し直してみましょう。

    ノートパソコンの場合、起動に必要な電源を充分に確保する必要があります。タコ足配線や、ノートパソコンのバッテリー劣化がないか確認しましょう。使わない時はバッテリーを外しておくと、バッテリーの劣化を防げます。

  • 放電する
  • パソコンは静電気を帯電していると起動しない場合があります。パソコンの電源ケーブル、ACアダプターを(、ノートパソコンの場合バッテリーも)外し、そのまま5分から10分放置して放電させます。放電後、元に戻して正常に動作するか確認します。

  • ホコリを除去する
  • ホコリも静電気同様、マザーボードの誤作動で起動しなくなる場合があります。また、ホコリで冷却が妨げられ、パソコン内部が熱い状態になると、故障の原因にもなります。定期的にエアダスターなどで掃除しましょう。

    何をしても電源ランプすらつかない場合は、パソコンが物理的に故障している可能性があります。修理が必要です。

電源ランプはつく場合

電源ランプが点滅の場合は、スリープや休止状態の可能性があります。キーボードのキーやマウスのボタンを押す、または電源ボタンを1回押して、スリープモードを解除できるか確認しましょう。

それでもパソコンがつかない場合や、電源ランプが点灯の場合は、通電しているにも関わらず画面がつかない状態です。

  • モニターを確認する
  • パソコン側ではなく、モニター側の不具合や故障がないか確認しましょう。別のモニターを付けてみたり、外部モニターに接続してみたりして、モニターに問題がないか確認しましょう。デスクトップパソコンの場合はそもそも出力端子など配線を間違えていないかも確認しましょう。

  • 周辺機器をすべて外す
  • 記憶媒体などの周辺機器が不具合の原因となっている可能性があります。電源ボタンを数秒間長押しして、パソコンを強制終了した後、周辺機器をすべて取り外してから再度電源を入れて起動するか試してみましょう。

  • 放電する
  • また、こちらも放電処理をしてみましょう。電源ボタンを数秒間長押しして、パソコンを強制終了した後、パソコンの電源ケーブル、ACアダプターを(、ノートパソコンの場合バッテリーも)外し、そのまま5分から10分放置して放電させます。放電後、元に戻して正常に動作するか確認します。

Part 3: 電源がつかないパソコンから大切なファイルを取り戻す

パソコンの電源がつかず、大切なデータを取り出せないと困りますよね。また、パソコンの電源がつかない時の対処法で、強制終了や周辺機器の取り外しをした際、最悪の場合データが消去されてしまう場合もあります。

大切なデータが消去されてしまった場合は、「4DDiG」というソフトを使用しましょう。誰でも簡単にデータを復元することができます。

4DDiGは、誤って削除したデータから、パソコンのシステムクラッシュ、フォーマットやシステムの破損、悪質なウイルスなどで失ったデータまで復元することが可能なソフトです。事前に何かを設定したり、専門知識が必要だったりすることもなく、簡単な操作でファイルを復元することが全部可能です。

  1. 4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動します。

  2. ファイルが失われた場所を選択して、右下にある「スタート」をクリックすると、ファイルがスキャンされます。

    スキャン場所を選択
  3. そこから復元したいデータを選択していきましょう。復元するデータの選択が終わったら、画面の右下にある「復元」をクリックします。

    ファイルを検出
  4. データの選択が終わったら、動画面右下にある「復元」をクリックしてください。あとは自動的にデータが復元されます。

    復元をクリック
    注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part 4: まとめ

パソコンの電源がつかない原因とその対処法について、電源ランプがつく場合とつかない場合とに分けてご紹介しました。パソコンの電源がつかないと何もできずに困ってしまうし、故障を疑いたくなりますが、今回ご紹介した方法で直ることも多々あります。パソコンの電源がつかなくなった場合は試してください。

また、電源がつかないパソコンからファイルを救出する方法4DDiGもご紹介しました。4DDiGは強制終了や周辺機器の取り外しなどで消去されてしまったファイルにも有効です。

4DDiG - Mac/Windows Data Recovery

Tenorshare 4DDiG データ復元

4DDiGは、Windows / Macコンピューターで削除、フォーマット、RAWなどのさまざまな損失シナリオから失われたデータをより高い成功率で回復するための選択肢の1つです。

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