OneDriveを長い間使っていて、更新・同期がされないという経験はありませんか。
OneDriveの魅力の1つはファイルがリアルタイムで更新・同期されることですが、それができないようでは困ってしまいます。これが意外に多くの人が直面することがある問題です。
一体なぜOneDriveで同期ができなくなるのでしょうか。そこで今回は、このなぜを取り上げながら、OneDriveで更新・同期ができないときの対処法を考えてみます。
OneDriveが同期できない理由
OneDriveで同期ができない理由としては、次のようなことが挙げられます。
- インターネット接続が不安定
- OneDriveの同期が保留中になる
- ファイルサイズやファイル名が不適切
- OneDriveの容量不足
- OneDriveの設定に問題がある
よくあるパターンはインターネットの接続が不安定なことによるものです。OneDriveにファイルをアップロードするには安定したインターネット通信が必要なので、不安定だと同期に支障が生じることがあります。この場合、「OneDriveが接続されていません」となることもあります。
これらの問題を含めて、どうすればOneDriveの同期が復活するのかを考えてみましょう。
OneDriveが同期できない時の対処方法💡
OneDriveで同期ができないときの対処法を紹介します。
方法1.インターネット接続を確認する
インターネット接続が不安定でOneDriveが同期されないことがあるので、接続状況を確認してみましょう。インターネットの接続状況は次の方法で確認できます。こちらはWindows11での確認方法ですが、Windows10でも大きく変わることはありません。
スタートボタンを右クリックして、[設定]を押す
[≡]をクリックして、[ネットワークとインターネット]をクリックする
接続状況が表示される
方法2.OneDriveの同期を一時停止して再開する
OneDriveが同期されない場合、同期を一時停止してみて、再開すると、復活することがあります。手順を見てみましょう。
OneDriveを開いて、右上の設定ボタンを押す
[設定]→[同期を一時停止]をクリックする
[同期を再開]をクリックする
方法3.ファイルサイズやファイル名を確認する
ファイルのサイズや名称が制限を超えると、OneDriveでの同期ができなくなるので、確認してみましょう。
ファイルサイズについては5GBまで無料で利用できますが、それを超えると同期されなくなります。
ファイル名については、「同期を妨げる文字が含まれています」と表示されて、OneDrive同期ができなくなることがあります。
方法4.OneDriveの容量を確認する
OneDriveの空き容量を確認して、ファイルサイズが収まるか見てみましょう。
容量の確認方法もファイルサイズの確認方法と同じですから、やってみてください。
方法5.OneDriveの設定を再設定する
OneDriveの設定を再設定すると、同期できない問題を解決することがあります。
方法6.OneDriveアプリをアップデートする
OneDriveのバージョンが古いと、同期が行われないことがあるので、アップデートしてみましょう。アップデート方法はWindows updateで行います。手順は以下の通りです。
スタートボタンを右クリックして、[設定]を押す
[≡]をクリックして、[Windows Update]を開く。更新プログラムをチェックして、更新が必要ならアップデートする
バックアップできないファイルを復元する方法
OneDriveの同期エラーがあると、ファイルのバックアップができなくなります。そこでそのようなときのファイルの復元方法を紹介しましょう。
バックアップされていないファイルの復元と言うことなら、「Tenorshare 4DDiG」がおすすめです。さまざまなストレージデバイスから、写真、動画、文書、音声など、あらゆるデータを復元できるソフトです。
- パソコンをスキャン:
Tenorshare 4DDiGが起動後の画面で、復元したいファイルとフォルダが存在するドライブやパーティションを選択します。「スキャン」をクリックします。
- パソコンのファイルをプレビュー:
しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。復元前にプレビュー機能を提供します。音声、写真、ビデオ、ドキュメント、ムービーなど、さまざまなファイルをプレビューできます。
- パソコンのファイルを復元:
右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveまたはGoogle Driveなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
まとめ
今回は、OneDriveで更新されない、同期ができない理由と対処法を解説しました。
OneDriveを使っていると、時々同期がされないことがありますが、慌てる必要はありません。記事で説明した方法を試せば、同期されるようになるはずです。よほどの不具合でなければ回復しますから、どうぞ試してみてください。
合わせて、OneDriveが同期されずにバックアップされなかったファイルについては、「Tenorshare 4DDiG」で復元を行ってみてください。うまくいく可能性があります。
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