AIによる画像処理技術の向上は目覚ましく、昨今では白黒・モノクロの動画や画像もごく祖全な形でカラー化するまでになっています。
本記事では、古い動画や画像の修復・修正や白黒・モノクロの動画・画像をカラー化することができるアプリとサービスを紹介してます。手元にある思い出の写真、動画、画像を修正、カラー化する方法を探している方はぜひ参考にしてください。
パート1:白黒・モノクロ動画カラー化おすすめのソフト
この項目では、白黒・モノクロ動画をカラー化する処理を搭載したおすすめのソフト・アプリを紹介します。各アプリにおける白黒・モノクロ動画をカラー化する手順も併せて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
第1位:4DDiG File Repair
4DDiG File Repairは、古い動画・画像ファイルの修復をはじめ、白黒・モノクロの動画・画像のカラー化などを最新のAI技術によって行えます。
HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどあらゆるストレージに柔軟に対応し、初心者でも直感的に扱いやすいインターフェースが特徴です。
- 様々な写真・動画ファイル形式を修復する
- AIで写真・動画を高画質化する新機能
- AIによる自動着色で古いモノクロ写真・動画を数秒でよみがえらせる新機能
- SDカード、USBメモリー、HDDなどのあらゆる記録媒体に対応する
- 100%安全で迅速な修復、使いやすいインターフェース
以下は、4DDiG File Repairで白黒・モノクロ動画をカラー化する手順です。
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4DDiG File Repairをインストールし、起動します。
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安全的なダウンロード
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プログラムのインターフェイスで、「動画修復」タブの「動画カラー化」をを選択し、右下にあるツールキットをインストールします。
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「動画の追加/ドラッグ」ボタンをクリックして、カラー化したい動画を追加します。
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4DDiG File Repairは、白黒動画のカラー化を開始し、カラー化された動画の最初の10フレームをプレビューで提供します。「プレビュー」ボタンをクリックするとAIによるカラー処理の結果が比較する形で表示されます。
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AIによる動画のカラー化処理が終わったら、右下にある「すべてのエクスポート」ボタンをクリックして動画を保存します。
第2位:HitPaw Video Enhancer
HitPaw Video Enhancerは、AIを利用して動画の高画質化や、白黒・モノクロ動画や画像のカラー化などを簡単に行えるアプリです。
あらかじめ用意された4つもモデルの中から好みの処理を選択するだけなので、だれでも簡単に動画・画像の高画質化、カラー化が行えます。
以下は、HitPaw Video Enhancerで白黒・モノクロ動画をカラー化する手順です。
- HitPaw Video Enhancerを起動します。
メインウィンドウに「動画をここにドラッグ&ドロップしてください」と表示されている部分へカラー化したい動画を移動させるか、「ファイルを選択」ボタンをクリックして追加します。
AIモデル一覧の中なら、目的の処理を行うAIモデルを選択します。白黒・モノクロ動画をカラー化するなら「カラー化モデル」を選択します。
動画を追加したあとは、「効果のプレビュー」ボタンをクリックすることで、AIによる処理がどのように行われるのかを事前に確認できます。
「エクスポート」ボタンをクリックすることで、カラー化された動画を保存することができます。
第3位:AVCLabs Video Enhancer AI
AVCLabs Video Enhancer AIは、AIによって全自動で古い動画・画像ファイルを修復したり品質を向上させることができるアプリです。動画の解像度を最高で8K品質までアップスケーリングする機能も有しています。
以下は、AVCLabs Video Enhancer AIで白黒・モノクロ動画をカラー化する手順です。
- AVCLabs Video Enhancer AIを起動します。
メインウィンドウに「動画ファイルをドロップするか、クリックして追加する」と表示されているので、いずれかの方法で加工したい動画を追加します。
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AI処理の前に、行いたい処理と出力サイズ等をリストから選択し、不要な部分をトリミングすることで、処理にかかる時間を短縮することができます。
「処理を開始する」ボタンをクリックします。
AIによる動画の処理が完了したら「出力動画を見る」ボタンをクリックし、内容を確認します。
パート2:白黒・モノクロ動画を個々の画像に分割してカラー化するサイト(日本語対応)
サイト1:PicWish
PicWishは最先端のAIを利用した画像加工・編集ツールです。基本無料で利用でき、白黒・モノクロ画像のカラー化をはじめ、背景の透過や人物の画像の高品質化などのツールを利用できます。また、不要なものを削除したり、画像からテキストを抽出することも可能です。
PicWishの公式サイトでユーザー登録を行い、トップページ上部メニューにある「実用ツール」→「白黒画像カラー化」の順に選択します。
続いて、カラー化したい白黒の動画の切り抜き画像等を、ドロップするか選択して読み込むだけで、AIが自動的に処理を行います。
カラー化の処理が終わった画像は、元の画像とカラー化後と左右に分かれて表示され、結果の確認が可能です。
サイト2:ImageColorizer
ImageColorizerは、主にAIシステムによって古い写真の画像の修復や、白黒画像のカラー化の機能を有するインターネット上で無料で利用できるサービスで、ユーザー登録せずとも利用できる手軽さが魅力のひとつです。
まずトップページにある「Colorize」を選択し、「Upload Image」ボタン押して対象の画像をアップロードするか、「Drop a file or paste the image」の領域へドロップします。
続いて、「Edit」で編集したい範囲を選択後、「Start」ボタンを押すと、AIが白黒の画像のカラー化の処理を始めます。
結果の確認は「Preview」ボタンを押すことで、元の白黒・モノクロ画像と、カラー化後の画像を見比べて行え、問題がないようなら「Download」ボタンを押して画像を保存しましょう。
サイト3:DataChef
DataChefは画像だけでなく、音声や動画などさまざまな形式のファイルをインターネット上で加工できる機能を提供しているサービスで、登録不要・無料で利用できます。AIによって、白黒・モノクロ動画の各場面の画像をカラー化することもでき、反対にカラー画像をセピア色に加工したり、モノトーンにすることも可能です。
トップケージのツール一覧の中にある「白黒画像をAIがカラー化」→「ファイル選択」→「アップロードして変換」の順で行います。
数秒間「処理中です」が表示され、処理が終わると「カラー化された画像をダウンロード」ボタンが出現するので、押下して画像を保存して下さい。

さいごに
この記事では、白黒・モノクロの動画や画像をカラー化する機能を持つアプリやサイトを紹介しました。古い動画や画像はまず高品質化や修復を行った上でカラー化の処理を施すことで、より自然で鮮明な動画に仕上がります。
今回はいくつかのアプリやサービスを紹介しましたが、中でも「4DDiG File Repair」がもっとも扱いやすく、AIによる高品質な処理を行えおすすめです。ぜひお試しください。
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