【処分・廃棄・売却】データ消去の方法と完全復元防止対策

Part1：パソコンデータを完全に消去すべき状況とは？

パソコンのデータを完全消去しないといけない状況は、パソコンを買取業者に売却するときです。

特にWindows10をお使いの方は、Windows10のサポートが、2025年10月14 日（火）に終了してしまいます。サポートが終了するとセキュリティやテクニカルサポートが使えなくなってしまい、とても不便です。お使いのパソコンがWindows11に対応していない方は一度ご確認を。

パソコンのデータを消去せずに買取業者や廃棄すると、情報漏洩に繋がりかねません。 また自分でデータを消去しようとしても、完全なデータの削除は難しいとされています。

Part2：パソコンのデータ消去とWindowsの初期化の違い

よく混同しがちなのがこの「データ消去」と「Windowsの初期化」です。 それぞれの違いについて説明していきます。

1.データ消去とは？

データ消去の目的は、ハードディスクに保存されているデータを完全に消去し、第三者の手に渡った際にデータを復元されないようにすることです。

2.Windowsの初期化とは？

Windowsの初期化の目的は、パソコンの状態を任意の地点まで戻すことです。 任意の地点を「購入時」に設定したとしても、完全なデータの消去はできません。 一部復元可能な状態で残る可能性があるため、注意が必要です。 ＊「すべて削除する」を選択してもデータが残る可能性があります

• スタートメニューから設定を選択、「システム」または「更新とセキュリティ」から「回復」を選択。

• 「このPCをリセットする」を選択。

  

• 初期化オプションの「すべて削除する」を選択。

  

• ローカルまたはクラウドからのインストールを選択、確認してリセットを開始。

  

Part3：パソコンのデータ消去ソフトおすすめ

データが完全消去されるため、情報が復元されることがないです。完全にデータが消去できた状態で安心して売ることができます。データ消去ツール4DDiG Partition Managerを使ってデータ消去する方法を説明します。

• 4DDiG Partition Managerをインストールして起動します。外付けハードドライブのパーティションを消去する必要がある場合は、コンピュータに接続してください。左のナビゲーションバーから「ツールボックス」を選択し、「データ消去」をクリックして進めてください。

  

• 削除するディスクまたはパーティションを選択し、「次に」ボタンをクリックしてください。

  

• 削除するディスクまたはパーティションを正しく選択したことを確認したら、「はい」ボタンをクリックして続行してください。

  

• ディスクデータの消去には時間がかかりますので、しばらくお待ちください。ディスクの損傷を防ぐため、ディスクの抜き取りやプログラムの終了は避けてください。ディスクデータの消去が成功したら、「完了」ボタンをクリックしてください。

  

まとめ

この記事ではパソコンのデータを消去する方法を説明してきました。 自分自身でパソコンのデータを消去することはできますが、手順や方法を間違えば完全にデータを消去することはできません。 その状態でパソコンを売却したり、廃棄したりするのは情報漏洩などの危険があります。

そこでおすすめしたいのはご紹介した「4DDiG Partition Manager」を使ったデータ消去方法です。このアプリはデータを完全消去することが可能です。また初心者の方でも使いやすい仕様になっています。

パソコンを新しいものに切り替えて古いものは売却したいと考えてる方は、まずこの「4DDiG Partition Manager」をインストールしてみてください。