Office for Mac で消えたWord(ワード)ファイルを復元する方法

5分で読める

カテゴリ:オフィス復元|更新日:2024-04-17 16:25:21

Office for Macで消えてしまったWordファイルを復元する方法をお探しですか?

せっかく時間をかけて作成したWordファイルが、突然消えてしまうと非常に困りますよね。

本記事では、Office for Macで消えたWordファイルを復元する方法として、自動回復機能を使う復元方法を、初心者でも分かりやすいようご紹介しています。

Part1.Office for Macの自動回復機能について

Office for Macの自動回復機能は、Officeアプリケーションが予期せず終了した場合において、作業していたファイルを簡単に復元できる機能です。たとえば、Wordのファイルを保存せずに作業している状態でアプリが終了する場面や、 Wordの不具合によってアプリが強制終了した場面で、自動回復機能によって、Mac上のフォルダに以前の作業状態を復元できます。

自動回復機能を利用するためには、事前に設定を有効化しておく必要があります。まずは、お使いのOffice for Macで自動回復機能が有効になっているか、確認してみてください。

自動回復機能の確認方法

  • メニューバーの [Word] メニュー> [環境設定] をクリックします。

    環境設定
  • [保存] をクリックします。

     [保存] をクリック
  • [自動回復用データを保存する] ボックスにチェックがついている場合、自動回復機能が有効になっています。

     [自動回復用データを保存する]

上記の設定箇所で、チェックが無効になっている場合はチェックをつけてください。

デフォルトでは、10分おきに自動保存される設定になっていますが、カスタマイズで1分おきに保存間隔を設定できます。短い時間に設定しておくことで、より多くの情報を復元できるため、ご自身の作業スピードに応じた保存時間を設定しておくと安心です。

Part2.Office for Macの自動回復機能で強制終了したWordファイルを復元する

Office for Macで強制終了したWordのファイルは、自動回復機能によって復元が可能です。復元対象のファイルは自動回復フォルダーに保存されていますが、自動回復フォルダーは隠しフォルダーのため、Finderをクリックした画面上からは、クリックして開くことができません。

そのため、自動回復フォルダーを開く場合は、Finderでファイルのパスを入力する方法で開きましょう。 自動回復機能によるファイルの復元方法は、以下の通りです。

自動回復機能によるファイルの復元方法

  • Spotlight検索で、Finderを立ち上げます。

    Finderを立ち上げる
  • 画面上部のメニューバーから[移動]>フォルダへ移動 をクリックします。

     フォルダへ移動 をクリック
  • 画面上に表示されたポップアップ画面の入力欄に、自動回復フォルダまでのパスを入力します。

    < 自動回復フォルダまでのパス >

    /ユーザー/ ユーザー名>/ユーザー名<Microsoft/Data/Library/設定/自動回復>

    フォルダまでのパス
  • 回復したいファイルを選択し、任意の場所に保存します。

    回復したいファイルを選択

上記の手順でファイルを手動で保存することで、自動回復されたファイル自体は削除されます。なお、あくまで自動回復機能は、予期せずファイルが消えたときの補助手段となります。

基本的には、各自でこまめにファイルを保存する、自動保存機能を有効にするなどの方法で、定期的にWordファイルの保存を行うことが大切です。特に、自動保存機能は、上書き保存をしなくても自動的に作業内容を保存してくれるため、保存を忘れがちな方におすすめの機能です。自動保存機能を有効にしておくことで、 Office for Macの自動回復機能は、利用しなくても済むケースがほとんどです。

Part3.Macで削除/消えたWordファイルを復元する

Office for Macの自動回復機能を利用しても、消えたWordファイルを復元できないときは、 Mac用のデータ復元ソフトを利用することで、消えたWordファイルを復元できる可能性が高いです。

Tenorshare 4DDiG(Mac)」は、あらゆるデータの復元に対応した、データ復元ソフトです。 自動回復機能で復元できなかったWordファイルはもちろん、Wordで保存したのに消えたファイルや、Excel・PowerPointのファイルなど、Mac上のほぼすべてのファイルの復元に対応しており、安全・迅速にデータが復元できます。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

無料ダウンロード

安全なダウンロード

  • スキャン対象の選択:

    Tenorshare 4DDiG(Mac)の公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、Mac上にインストールします。インストールが完了したらアプリケーションを起動します。プログラムが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。

    スキャン対象の選択
  • Wordファイルをプレビュー:

    削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    ファイルのプレビュー
  • 削除したWordファイルを復元:

    復元したファイルの保存場所を選択します。 なお、元の場所に直接データを復元するのはおすすめしません。異なる場所、例えば外部ドライブにデータを保存することを検討してください。

    復元場所の選択
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

まとめ

以上、 Office for Macで 消えてしまったWordファイルを復元する方法について、解説しました。Macの急なトラブルによってWordのデータが紛失しても、自動回復機能を活用することで、簡単にデータの復元ができます。自動回復機能は簡単に有効化できるので、皆さんもぜひ活用してみてください。

また、自動回復機能を試しても復元できなかった場合の対処方法として、Tenorshare 4DDiG(Mac)をご紹介しました。データの紛失は、突然起こるケースがほとんどです。大切なデータをいつでも迅速に復元できるよう、どんなデータでも簡単に復元できるTenorshare 4DDiG(Mac) を、活用してみてくださいね。

無料ダウンロード

安全なダウンロード

無料ダウンロード

安全なダウンロード

村上和也 (編集者)

データ回復、Windows および Mac 関連の問題に関する執筆を専門としており、多くの人々にコンピュータの問題に対する効果的な解決策を提供してきました。

(この記事を評価する)

平均点4.5人が評価しました)