MacでSDカードを復元する方法はないかな?と思ったことはありませんか?間違ってMacでSDカードの中身を消してしまった時など、復元させたくなることもあるかと思います。でもMacでSDカードの中身が消えてしまったのに、復元させることなんてできるんでしょうか。
実は、MacでSDカードを復元する方法はあります。ここでは、MacでSDカードを復元する方法について解説します。
Part1.MacでSDカードのデータが表示されないのはなぜ?
MacでSDカードのデータが表示されない原因は、ファイルシステムの破損、ウイルス感染、物理的な損傷などが考えられます。特に、SDカードが認識されない場合、データアクセスができなくなることがあります。以下の方法を試して、復元してみましょう。
1. Finderメニューから取り消す
Finderメニューの「編集」から「取り消す」を選択します。これにより、直前の操作が取り消され、データが復元される可能性があります。
2. ショートカットキーを使用する
Command + Zキーを押して、最後の操作を取り消します。このショートカットは、多くのアプリケーションで有効です。
Part2.自力でSDカードのデータを復元できる方法
以下の方法で自力でデータを復元できるか試してみてください。
方法1.Terminalを使用したファイル復元
- Terminalを開く:アプリケーション > ユーティリティ > Terminal
- コマンドを入力:「diskutil list」コマンドを入力し、SDカードのディスク番号を確認します。
- 復元コマンドを実行:
sudo dd if=/dev/diskX of=~/Desktop/recovered.img(diskXはSDカードの番号)
方法2.Time Machineを利用した前のバージョンへの復元
- Time Machineを開く:システム環境設定 > Time Machine
- バックアップから復元:必要なファイルを選択し、「復元」をクリックします。
方法3.iTunes(Finder)のバックアップからメモを復元する
- Finderを開く:macOS Catalina以降はFinder、それ以前はiTunesを使用します。
- バックアップから復元:デバイスを選択し、「バックアップから復元」をクリックします。
Part3.MacでSDカードデータを復元する5つのおすすめソフト
データ復元ソフトを使用することで、より確実にSDカードのデータを復元することができます。以下の5つのソフトをおすすめします。
トップ 1. 4DDiG Mac(推奨)
MacでSDカードを復元する方法として一番おすすめなのは、「Tenorshare 4DDiG」を使う方法です。Tenorshare 4DDiGはデータ復元ソフトで、パソコンクラッシュ時や間違ってファイルを消した時などさまざまな場合にデータを復元できます。
パソコンだけでなくSDカードやUSBメモリなどの外部デバイスにも対応しているので安心です。初心者でも簡単に復元できるインターフェイスで、ほとんど全ての形式のファイルに対応しています。
- Macパソコンをスキャン:
Tenorshare 4DDiG(Mac)の公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、Mac上にインストールします。プログラムが起動後の画面で、復元したいファイルが存在するハードディスクやパーティションを選択します。
- データをプレビュー:
Macから削除されたデータを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。
- データを復元:
復元したいデータを選択して、「復元」をクリックします。
注意:保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。
トップ 2. Disk Drill
Disk Drillは、シンプルで直感的な操作性を持ち、多くのデータ復元機能を提供します。無料版でも一定のデータ復元が可能です。
トップ 3. PhotoRec
PhotoRecは、オープンソースのデータ復元ソフトで、高い復元率を誇ります。幅広いファイル形式に対応しており、特に写真の復元に強いです。
トップ 4. TestDisk
TestDiskは、ディスクパーティションの修復に特化したオープンソースソフトです。SDカードのデータ復元だけでなく、パーティション修復にも対応しています。
トップ 5. Stellar Data Recovery
Stellar Data Recoveryyは、強力なデータ復元機能を提供し、さまざまなデバイスからのデータ復元に対応しています。インターフェースがシンプルで使いやすいのも特徴です。
Part4.MacでSDカードを復元する注意点
SDカードのデータ復元を成功させるためには、以下のポイントに注意する必要があります。
1. 早急な対応が必要
データが消失した場合、すぐに対応することが重要です。放置すると、データが上書きされてしまう可能性があります。
2. 新しいデータの書き込みを避ける
データ消失後は、新しいデータをSDカードに書き込まないように注意しましょう。これにより、上書きによるデータの完全消失を防ぐことができます。
3. 正確な復元ソフトの選定
適切なデータ復元ソフトを選ぶことが重要です。信頼性が高く、対応するファイル形式が多いソフトを選びましょう。
4. SDカードの物理的な損傷を避ける
物理的な損傷はデータ復元を困難にするため、SDカードの取り扱いには十分注意してください。特に、抜き差しの際には慎重に行いましょう。
最後に
ここまで、MacでSDカードを復元する方法について解説しました。大事な写真が消えてしまった時などは、ここで紹介した方法で復元して見てください。
一番のおすすめはTenorshare 4DDiGを使った方法です。誰でも確実にほとんど全てのファイルを復元できるためです。大事なファイルを守るためにぜひインストールしておいてください。