「DMGファイルが開けない場合の対策はありますか?」

「削除したDMGファイルを復元することは可能ですか?」

上記のお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。

今回の記事では、DMGファイルの開き方、DMGファイルのインストール方法など、豆知識も含めて幅広く紹介しています。

  1. Part1: DMGファイルとは?
  2. Part2: DMGファイルの開き方|DMGファイルを開けない場合の対策
  3. Part3: DMGファイルについての豆知識

Part1: DMGファイルとは?

DMGファイルとは、MacOSで使用される仮想ディスクイメージファイルの一種で、「.dmg」という拡張子で表されます。

「Disk Copy Image」という名前から取り出したファイル名であり、ファイルやフォルダ、アプリケーションなどのデータを保存できます。

また、DMGファイルでは、データの保護や暗号化、デジタル署名などを行えます。暗号化されたDMGファイルにアクセスするには、パスワードを入力する必要があり、データを保護するためのセキュリティ対策にもなるでしょう。

この他にも、バックアップファイルを作成することもできます。そのため、万が一システムがクラッシュした場合やデータが紛失した場合でも、元の状態に簡単に戻すことができますよ。

補足として「.dmg」は、Windowsの拡張子「.iso」と同じ仮想ディスクイメージファイルです。

Part2: DMGファイルの開き方|DMGファイルを開けない場合の対策

DMGファイルの開き方について、MacとWindowsのどちらでも開くことが可能です。それぞれの開き方の方法や手順を説明いたします。

【MacでDMGファイルを開く方法】

まず、MacでDMGファイルを開く方法を3つご紹介します。

➀DMGファイルをダブルクリックで開く

開きたいDMGファイルをダブルクリックすることで、開くことが可能です。

➁「ディスクユーティリティ」で開く

Macに標準搭載されている「ディスクユーティリティ」でDMGファイルを開く手順は以下の通りです。

  1. Launchpadから「ディスクユーティリティ」を起動します。
  2. DMGファイルを指定し、画面上のファイルメニューから「開く」を選択します。
  3. DMGファイルがマウントされ、ディスクユーティリティのウィンドウに表示されます。

③Mac標準搭載の「ターミナル」で開く

ターミナルでDMGファイルを開く手順は以下の通りです。

  1. Launchpadから「ターミナル」を起動します。
  2. ターミナル画面に「open (ファイル名).dmg」と入力します。
  3. 「Enter」キーを押すことで、DMGファイルがマウントされ、ディスクイメージが展開されます。

【WindowsでDMGファイルを開く手順】

WindowsでDMGファイルを開く手順は以下の通りです。

※DMGファイルはMac OSで使用されるため、通常、WindowsではDMGファイルを開けません。

  1. サードパーティのツール「DMG Extractor」をダウンロードし、インストールします。
  2. DMG Extractorが自動で起動します。出てきた画面で、抽出するDMGファイルを選択します。
  3. 選択したファイルがロードされます。
  4. 画面に従い「抽出」をクリックし、選択したファイルをクリックすることで、ファイルを解凍できます。
  5. DMGファイルを展開できるようになります。

上記の手順で操作しても、DMGファイルを開くことができない場合の対策もあります。下記の内容も併せて確認してみてください。

【DMGファイルを開けない場合の対策】

➀DMGファイルが破損していないか確認する

ダウンロードしたDMGファイルが破損している可能性があるため、開けるか確認し、開けない場合には再度ダウンロードすることを検討しましょう。

➁暗号化されてないかチェックする

DMGファイルが開けないのは、パスワードが設定されていることが原因かもしれません。パスワードが正しいかどうかを確認しましょう。

③セキュリティ設定を変更する

Macのセキュリティ設定が厳しくなっている場合、ダウンロードしたDMGファイルがブロックされることがあります。

  1. システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」を開きます。
  2. 「一般」→「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」→「すべてのアプリケーションを許可」に変更しましょう。

④ディスクユーティリティをチェックする

DMGファイルが認識されない場合、以下の手順で不具合がないか確認する方法もあります。

  1. ディスクユーティリティを開きます。
  2. 「イメージ」→「検証」をクリックします。
  3. チェックしたいファイルを選択し「検証」することで、チェック完了です。

⑤Macを再起動する

時には、Mac自体が正しく動作していない場合もあります。この場合、Macを再起動することで問題が解決されることがあります。

以上の対策を試してもDMGファイルを開けない場合は、Mac本体に問題がある可能性もあります。この場合、アプリケーションのサポートセンターに問い合わせてみましょう。

Part3: DMGファイルについての豆知識

DMGファイルは、MacでもWindowsでも開くことができます。Part2で、DMGファイルを開く具体的な方法と、万が一開けない場合の確認方法などについても紹介しました。

以下に示している内容は、DMGファイルを扱う上で併せて知っておきたい豆知識ですので、ぜひ参考にしましょう。

1. DMGファイルのインストール方法

MacでのDMGファイルのアプリデータのインストールは簡単で、DMGファイルをダブルクリックすることでインストールが開始されます。

2. 削除したDMGファイルを復元するには?

Tenorshare 4DDiG Macデータ復元ソフトを利用することで、簡単にデータ復元が可能です。

  1. 4DDiG Macデータ復元ソフトをインストールし、起動させます。

  2. ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。

    「スキャン」をクリック
  3. 復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。

    「復元」をクリック
  4. スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。

    復元完了

DMGファイルに関する内容を一通り紹介しました。DMGファイルの開き方、開けない場合の対策、削除した場合の復元方法などを記載しています。DMGファイルでお困りの際には、今回紹介した内容を参考にしてください。

4DDiG Mac Data Recovery

Tenorshare 4DDiG Mac データ復元

ごみ箱、ディスクフォーマットしたディスク、Macのハードドライブなどからデータを回復

Macですべてのデータを回復する:1000以上のフォーマットがサポートされている

2つの回復モードはMacデータ回復の成功率を高める

(この記事を評価する)

平均点 4.5人が評価しました)