Macを長期間使っていると、ストレージにある「その他」の項目が多くなってしまいますが、それを削除する方法をご存知でしょうか。
この記事では、ストレージの「その他」とは何か、その消し方を解説。消えたデータを復元する方法も一緒に解説していますので、よければ最後までご覧ください。
Part1:「その他」について
Macの「その他」ストレージとは?
「その他」の項目は、アプリやOSなどの項目に含まれないデータが入っています。例えば、下記の項目が「その他」に該当しています。
- MacOSのシステムファイル
- キャッシュファイル
- プラグイン
Macのディスク使用状況を確認する方法
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上部分にあるアップルマークから「このMacについて」を選択して下さい。
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Macの「ストレージ」をクリックすると、Macのディスク使用状況を確認できます。項目をクリックすることにより、その他を探せます。
Part2:Macの「その他」でのファイルを削除する方法【5つ】
方法1.不要なドキュメントの削除
Macで、不要なファイルやドキュメントがたまることにより、データ圧迫の原因になります。日頃から不要なドキュメントを削除することを心掛けましょう。
方法2.それ以外の全ての「その他」をディスクから削除
Macを使っていると、キャッシュがたまり容量を圧迫してしまいます。「その他」にあるキャッシュは自動で削除されないため、手動で削除することを心掛けましょう。
- Finderを起動し、「shift」+「command」+「G」キーを押します。
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「/ライブラリ/Caches/」と入力し、「ライブラリ > Cashes」を選択して下さい。
- 表示されたファイルを削除します。
方法3.dmgファイルの削除
ファイル拡張子がdmgファイル(ディスクイメージファイル)を削除することにより、無駄なデータが減らせます。dmgファイルはアプリをインストールするのに使うため、インストール後は削除しても問題ありません。
方法4.アプリケーションのログとサポートファイルの削除
アプリケーションログやサポートファイルがたまっていくことにより、自由に使えるデータが減ってしまいます。アプリケーションログやサポートファイルを消すことにより、Macストレージの「その他」を減らすことが可能です。
方法5.アプリのプラグインや拡張機能を削除する
アプリのプラグインや拡張機能が多すぎると、データを圧迫する原因の1つになります。不要なものは削除する癖をつけるのがオススメです。不必要なアプリを取り除くことにより、データの圧迫を防げます。
Part3:誤ってMacの「その他」を削除したときの対処法
方法1.Macファイル復旧ツールで誤削除したファイルを無料で復元
Macファイル復旧ツール「Tenorshare 4DDiG」を活用することにより、誤削除したファイルを復元可能です。他のデータ復旧ツールと比較すると復旧率も高く、対応ファイルも1,000以上あります。
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公式サイトからソフトをインストールし、起動して下さい。
無料ダウンロードPC向け
安全的なダウンロード
無料ダウンロードMAC向け
安全的なダウンロード
スキャンするハードディスクを選択し「スキャン」をクリックします。
復元したいファイルにチェックを入れ「復元」をクリック。検索機能もありますので、必要に応じて活用して下さい。
先程チェックを入れたファイルをどこに復元するのか選択し「開く」をクリック。以前保存していたのと同じ場所を選択すると上手くいかないため、必ず別の場所を選んで下さい。もし迷った場合には、デスクトップ画面に復元可能な「Desktop」を選択するのがオススメです。
この画面が表示されたら、手順は完了です。
方法2.Time Machineを用いてMacで誤削除したファイルを復元
Mac標準ソフト「Time Machine」を活用することにより、誤削除したファイルを復元する方法を解説します。この方法は事前に設定していることが条件ですので、設定していない場合は、他の方法をお試し下さい。
- 「Time Machine」を起動します。
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復元したい日時を、右部分から選択して下さい。
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復元したいファイルやフォルダを選択し「復元」をクリック。
Part4:Macの「その他」についてよくある質問
Mac容量にある、そのほかって何?
Macはキャッシュファイルのほかに、さまざまなファイルデータが蓄積されていきます。 ストレージ上では、ほかのカテゴリーに分類されたファイルがあったとしても、重複されて2つ以上のカテゴリーに含まれていることもあります。
そのため、写真や書類のなかにある一部のファイルデータが「その他」に含まれていることも少なくはありません。
最近削除した項目は、Macのどこにある?
最近削除した項目を復元するには、Macの「写真」アプリケーションで、サイドバーの「最近削除した項目」をクリックします。 復元したい項目を選択し 「復元」をクリックします。
Mac BookAirの空き容量は?
MacBookのストレージ容量は、ホーム画面左上のリンゴマークをクリックし「このMacについて」を選択します。この画面で、ファイル管理が可能です。端末に関する情報が表示されるため[ストレージ]を選択すると、ストレージの使用量が表示されます。
Part5:まとめ
以上、「その他」の概要と削除する方法や消えたデータを復元する方法も一緒に解説しました。
Mac容量・ストレージの「その他」とはアプリやOSなどの項目に含まれないデータであり、不要なドキュメントやdmgファイルを削除するのがオススメです。
誤ってデータを削除した場合は、Macファイル復旧ツール「4DDiG」を活用することにより、復元可能です。操作も簡単ですので、ぜひお試し下さい。