MacBookでUSBフラッシュメモリを使いたい時、どうやって接続すればいいか、どこに表示されるかご存知ですか。

仕事の時はもちろん、プライベートでもファイルのやり取りなどでUSBメモリを使うことがあるかもしれません。また、変な開き方、抜き方をしてデータが失われてしまう可能性も考えられます。

ここではMacBookでUSBフラッシュメモリを接続する方法や使い方について解説します。

  1. Part1:MacBookのUSB接続を許可する方法
  2. Part2:USBフラッシュメモリをMacに接続する方法
  3. Part3:USBがMacのFinderに出てこない場合の対処
  4. Part4:MacでフォーマットしたUSBのファイルを復元する方法重要

Part1:MacBookのUSB接続を許可する方法

MacBookにUSBフラッシュメモリを接続する際は、以下の手順を順に実行します。

  1. まず、MacBookの電源が入っていることを確認してください。次に、USBフラッシュメモリの端子部分を見て、接続するMacBookのUSBポートと合致することを確認します。MacBookには様々なタイプの接続できるUSBポートがあり、USB-A、USB-C、またはThunderboltなどが考えられます。適切なポートにフラッシュメモリを挿入します。

  2. 一部のMacBookでは、外部デバイスの接続を検知した際にセキュリティポリシーのため、接続を許可する必要があります。この場合、画面の指示に従って許可を行います。
  3. フラッシュメモリが正しく認識されれば、MacBookのデスクトップ上や「Finder」内で新しいドライブアイコンとして表示されます。これにより、データの転送やアクセスが可能となります。

Part2:USBフラッシュメモリをMacに接続する方法

Macbook にUSBフラッシュメモリを接続する際の手順は非常にシンプルです。

  1. まず、始める前にMacの電源が入っていることを確認します。動作中のMacBookにUSBデバイスを接続することで、すぐに外部ストレージからデータの転送やアクセスが可能となります。

  2. 次に、USBフラッシュメモリの端子のタイプを確認します。現代の多くのUSBフラッシュメモリはUSB-CやUSB-Aといった形状を持っています。また、Macのモデルや製造年によっても搭載されているUSBポートのタイプが異なります。例えば、新しいMacBookではUSB-CやThunderboltポートが主流ですが、古いモデルの中にはUSB-Aポートを搭載しているものもあります。

  3. 端子のタイプが一致することを確認したら、USBフラッシュメモリをMacBookのポートにソフトに挿入します。強く押し込む必要はありませんので、無理な力を加えずに接続してください。

  4. しばらく待つと、MacBookは接続されたUSBフラッシュメモリを自動的に認識します。デスクトップ上に新しいドライブのアイコンが表示されることが多いですが、「Finder」からもアクセスすることができます。これで、データの転送や読み込みが自由に行えるようになります。

Part3:USBがMacのFinderに出てこない場合の対処

対処法1. USBとMacBookの接続方法を変更する

時々、USBポート自体の問題や、接続の不具合が原因でUSBデバイスを認識しないことがあります。この場合、まずは別のUSBポートにデバイスを接続してみると良いでしょう。特に、MacBookの複数のUSBポートを持つモデルでは、一部のポートがデータ転送専用である場合があります。また、USBハブを使用している場合、それが原因で認識されないこともあるので、直接MacBookに接続してみると良いです。

対処法2. デスクトップ上の外付けハードディスクを検出してMacの設定を変更する

MacBookの設定によっては、接続したUSBデバイスがデスクトップ上に表示されないことがあります。これを解消するには、「システム設定」を開き、「デスクトップとスクリーンセーバ」の設定を選択します。ここで「外部ディスク」のオプションを確認し、これがチェックされていなければ、チェックを入れます。これにより、接続したUSBデバイスがデスクトップ上に表示されるようになります。

対処法3. MacでFinderで外付けハードディスクの設定を変更する

Finderの設定で、外付けハードディスクの表示をオフにしている場合、サイドバーにUSBデバイスが表示されないことがあります。これを解消するには、Finderを開き、「Finder」メニューから「設定」を選択します。表示されるウィンドウの「サイドバー」タブをクリックし、「外部ディスク」のオプションが選択されているか確認します。選択されていなければ、このオプションをオンにしてください。

Finderの設定を変更

対処法4. システム情報で USB ドライブを確認する

もし上記の方法で接続したUSBデバイスが表示されない場合、MacBookがデバイスを全く認識していない可能性があります。この確認方法として、「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」から「システム情報」を開きます。左側のリストから「USB」を選択すると、接続されているUSBデバイスの一覧が表示されます。ここにあなたのデバイスが表示されていれば、Macはデバイスを認識していますが、何らかの理由でアクセスできない状態となっている可能性が高いです。

USB ドライブを確認

対処法5. Mac の USB ポートをリセットして USB ドライブを検出する

時折、MacのUSBポートが正常に動作しなくなることがあります。このような状況でUSBデバイスが正しく検出されない場合、SMC (System Management Controller) のリセットを試すと有効です。特に、電源関連やハードウェアの問題が疑われる際には、このリセットは効果的です。MacBookの場合、電源を切り、Shift + Control + Option + 電源ボタンを同時に10秒間押した後、電源を入れることでSMCのリセットが行えます。

対処法6. 表示されない場合は、First AidでUSBフラッシュドライブを修復する

Macには「ディスクユーティリティ」というアプリケーションが標準で搭載されており、これを使用してUSBフラッシュドライブのエラーを修復することができます。アプリケーションを開き、「ディスクユーティリティ」を選択。左側のリストから問題のUSBドライブを選択し、「First Aid」ボタンをクリックします。この機能はドライブのエラーを検出し、可能な限り修復します。完了後、再度Finderでドライブが表示されるかを確認してください。

First AidでUSBフラッシュドライブを修復

対処法7. ターミナルでUSBの認識されないエラーを修正する

ターミナルはMacのコマンドラインインターフェースで、ここで実行するコマンドにより、USBの認識エラーを修正することができる場合があります。まず、ターミナルを開き、「diskutil list」コマンドを実行して、接続されているドライブの一覧を取得します。認識されないUSBドライブがリストに表示されていれば、そのドライブを対象にさまざまなコマンドを用いてエラーの修正を試みることができます。

ターミナルでUSBを修復

対処法8. USB ドライブを再フォーマットする

時には、USBドライブのフォーマットが破損しているか、Macと互換性のない形式になっていることが原因で認識されないことがあります。このような場合、ドライブを再フォーマットすることで問題を解決できることが多いです。ただし、フォーマットするとドライブの中のデータはすべて削除されるので、重要なデータがある場合は事前にバックアップを取ってください。「ディスクユーティリティ」を開き、再フォーマットしたいUSBドライブを選択し、「消去」ボタンをクリックして再フォーマットを実行します。

USB ドライブを再フォーマット

Part4:MacでフォーマットしたUSBのファイルを復元する方法重要

MacBookでUSBをフォーマットして接続できたけど保存していたファイルが消えてしまった、という時にはTenorshare 4DDiG(Mac)を使って復元させてください。

ある日突然MacBookにUSBメモリが接続できなくなったのでフォーマットせざるを得なかった、ということがいつか起きるかもしれません。そのような時のためにTenorshare 4DDiG(Mac)をインストールしておいて大事なファイルが消えてしまわないように備えておきましょう。

  1. インストールと起動:

    Tenorshare 4DDiG(Mac)の公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、Mac上にインストールします。インストールが完了したらアプリケーションを起動します。

  2. スキャン対象の選択:

    プログラムが起動後の画面で、復元したいデータが存在するドライブやパーティションを選択します。

    「スキャン」をクリック
  3. ファイルのプレビュー:

    削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    「復元」をクリック
  4. 復元場所の選択:

    復元したファイルの保存場所を選択します。 なお、元の場所に直接データを復元するのはおすすめしません。異なる場所、例えば外部ドライブにデータを保存することを検討してください。

    復元完了
    注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part5: まとめ

ここまでMacBookでUSBフラッシュメモリを接続する方法について解説しました。故障ではない場合も多いですし、故障であったとしてもリカバリ可能な場合も結構あることが分かって安心していただけたかと思います。

そして、どうしても復旧できずに大事なファイルを失ってしまった、ということがないようにTenorshare 4DDiG(Mac)をインストールしていつでも復元できるようにしておきましょう。

4DDiG Mac Data Recovery

Tenorshare 4DDiG Mac データ復元

ごみ箱、ディスクフォーマットしたディスク、Macのハードドライブなどからデータを回復

Macですべてのデータを回復する:1000以上のフォーマットがサポートされている

2つの回復モードはMacデータ回復の成功率を高める

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