Macの標準ツールとして存在するターミナル。Mac上にターミナルアイコンがあることは知っているものの、使い方がわからない人も多いのではないでしょうか。

「Macのターミナルを開いたけれど、何を書けばよいのかわからない…」という人もいると思います。ですが、Macのターミナルでは、コマンドや使い方さえ覚えてしまえば、これまで以上に快適にコンピューターを操作できますよ。

今回の記事では、Macのターミナルの使い方や、コマンド一覧などを紹介します。

  1. Part1:Macのターミナルとは
  2. Part2:Macのターミナルの使い方
  3. Part3:Macのターミナルが無機能ときのデータ復元
  4. Part4:【豆知識】Macのターミナルコマンド一覧
  5. まとめ

Part1:Macのターミナルとは

Macのターミナルとは、テキストベースでコンピューターに実行指示ができるツールです。

Macのターミナルではさまざまな使い方が可能です。以下に、Macのターミナルでできることの一例を紹介します。

  • ファイルの新規作成・コピー・削除・移動・名前変更などの操作
  • すべてのファイル削除など、1つのファイルだけではない一括操作
  • 高度なファイル検索
  • サーバーサイド言語の実行

Part2:Macのターミナルの使い方

ここでは、Macのターミナルの使い方を紹介します。

  1. まずはMacの画面から以下のターミナルアイコンを見つけ、クリックして開いてください。

    ターミナルを開く
  2. ターミナルを開くと、以下のような画面が表示されます。

    (図内の青部分には自分のMacの名称が表示されています)

    Macの名称が表示される
  3. この状態で、すでにコマンドによる指示が可能です。

    例えば、ディレクトリ「Sample」にあるファイル「Sample1.txt」をコピーするとします。

    まずは、ディレクトリ「Sample」に移動します。ディレクトリ移動は、「cd」と入力した後に移動したいディレクトリ先を入力します。

    以下のとおりにcdコマンドを使って入力・実行(returnキー)すると、赤枠のとおり「Sample」というディレクトリに入ったことがわかります。

    ファイル名を入力
  4. 次に、ファイルをコピーするcpコマンドを使います。ここでは、「Sample1.txt」を「Sample2.txt」という名称にしてコピーします。入力内容は以下の通りで、図内の①に該当します。 cp Sample1.txt Sample2.txt

    その後、lsコマンドを使ってカレントディレクトリ内のファイルを表示させると、「Sample1.txt」と「Sample2.txt」の2つのファイルがあります。これでコピーは成功です。

    ファイルをコピー

以上で紹介したようにターミナル内でコマンドを駆使すれば、手軽にコピーやファイル検索などが可能です。

また、ターミナルを使う際に便利なキー操作も以下にて紹介します。

・入力中コマンドラインの行頭・行末への移動

以下のキーを押せば、入力中コマンドラインの先頭または最後尾への移動が可能です。

  • control + A:コマンドラインの先頭へ移動
  • control + E:コマンドラインの最後尾へ移動

・ログの呼び出し

使い方としてはコマンドライン上で上キー「↑」を押せば、直前に実行した入力内容を呼び出すことができます。

さらに「↑」を何回も押せば、直前より前に実行した入力内容を順番通りに呼び出せます。

ここまで、Macのターミナルの主な使い方を説明しました。一方で、「ターミナルでファイルが表示されない」というケースがあります。これはコマンドミスの場合と、ファイルの破損・消失の場合があります。

Part3:Macのターミナルが無機能ときのデータ復元

Tenorshare 4DDiGは、MacやWindowsなどのコンピューターから削除されたデータを復元するためのソフトウェアです。Macのターミナルが機能しなくなって、ファイルを探せない場合は、データを復元するにはTenorshare 4DDiGを使用することができます。Tenorshare 4DDiGは高度な復元機能を備えており、Macのターミナルが正常に動作しなくなっても、消失したデータをスキャンして復元することができます。

次はTenorshare 4DDiGでデータの復元手順を解説します。

  • システムやCPUの故障、ウイルス攻撃を受けたときなどでもデータ復元できる。
  • すべてのユーザーが、無料で案内や技術サポートを受けられる。
  • 画像・動画・オーディオ・メールなど、幅広いファイル形式の復元ができる。

4DDiGは、最もおすすめのデータ復元ソフトです。無料お試しなどで、4DDiGの導入を検討してみてくださいね。

  1. 4DDiG Macデータ復元ソフトをインストールし、起動させます。

  2. ファイルの元の保存場所を選択し、「スキャン」をクリックして下さい。

    「スキャン」をクリック
  3. 復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」をクリック。プレビュー、検索機能もあるため、必要に応じて活用して下さい。

    「復元」をクリック
  4. スキャンされたファイルをプレビューして、保存場所を選択し、復元できます。

    復元完了

【豆知識】Macのターミナルコマンド一覧

一般的に使用頻度が多いMacのターミナルコマンドを一覧で紹介します。

  • pwd:カレントディレクトリの現在地を表示
  • ls:カレントディレクトリ(現在いるディレクトリ)にあるファイルを表示
  • cd:カレントディレクトリにあるファイルに移動
  • mkdir:中身が空のディレクトリを新規作成
  • touch:中身が空のファイルを新規作成
  • mv:ファイルの移動や、ファイル名の変更
  • cp:ファイルをコピー
  • rm:ファイルを削除
  • open:ターミナルからFinderを呼び出し、ディレクトリやファイルを開く
  • source:ファイル設定を読み込み有効にする
  • history:今までのコマンド履歴を表示

まとめ

今回の記事では、Macのターミナルの使い方や、コマンド一覧などを紹介しました。

Macのターミナルは、はじめに何を書けばよいのか迷ってしまいますが、コマンドや使い方さえ覚えれば、これまで以上に快適にMacコンピューターの操作ができます。

また、Macのターミナルが機能しなくなって、ファイルを探せない場合は、データを復元するにはTenorshare 4DDiGをおすすめます。

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