Macでフリーズした場合の強制終了方法と対処法【5選】

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カテゴリ:Mac修正|更新日:2024-09-20 15:22:00

一度に多くのソフトを起動したり、容量の大きなデータを扱うとパソコンに負荷がかかってMacがフリーズして固まってしまう場合があります。

この記事では、Macがフリーズする原因と強制終了の方法をご紹介いたします。

Macでフリーズした場合の強制終了方法

Part1:Macがフリーズする原因

MacはWindowsと比べると動作が安定していてフリーズしにくいと言われています。

そんなMacでも、一度に多くのソフトを起動したり、高画質の動画などの容量が大きいデータを扱ったりすると、パソコンに負荷がかかってフリーズする場合があります。特に、Apple以外のソフトウェアを使用すると、フリーズが起こりやすくなるようです。

Part2:Macがフリーズするときの対処法

ここからは、Macがフリーズしてしまったときの対処法をご紹介いたします。

対処法1:アプリを強制終了する

Macがフリーズしても、キーボードやマウスが動かせる場合は、まず使用中のアプリを強制終了しましょう。以下の方法でアプリを強制終了できます。

  • 方法1:Dockで終了したいアプリのアイコンを右クリックして「終了」をクリックします。

  • 方法2:「command」キーを押しながら「tab」キーで終了させたいアプリを選び、「command」キーと「Q」キーを同時に押して強制終了します。

対処法2:再起動してみる

Macがフリーズしてマウスやキーボード、カーソルも動かない場合は、パソコン自体を終了して再起動してみてください。この場合、編集中のデータは保存されません。作業中はこまめにデータを保存するようにしましょう。

Macを再起動するには、Macの電源が切れるまで電源ボタンを押したままにします。電源が切れてからしばらく待ってから、もう一度電源ボタンを押してMacを再起動します。

対処法3:セーフモードで起動してみる

問題の原因を特定するには、Macをセーフモードで起動します。Macをセーフモードで起動する方法は以下の通りです。

  • 「メニュー」―「システム終了」をクリックします。

  • Macの動作が終了するまでしばらく待ちます。

  • 「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで、Macの電源ボタンを押し続けます。

  • ボリュームを選択し、Shiftキーを押したまま、「セーフモードで続ける」をクリックします。

  • Macが自動的に再起動します。再起動後表示されるログイン画面のメニューバーに「セーフブート」と表示されていることを確認します。

    セーフモード
  • Optionキーを押したまま、「メニュー」―「システム情報」へ進みます。

  • 「サイドバー」―「ソフトウェア」をクリックします。

  • 「システムソフトウェアの概要」の「起動モード」に「セーフ」と表示されていることを確認します。

    セーフモード

対処法4:SMCをリセットする

SMC とは System Management Controller(システム管理コントローラ)のことで、Macの電源に関する部分をコントロールしています。SMCをリセットすると、Macのフリーズや動作が重い症状などのトラブルを解決できる場合があります。なお、AppleシリコンのMacではSMCのリセット機能が廃止されています。お使いのMacやMac bookの機種をご確認ください。

  • Macをシステム終了し、電源コードを外します。

  • 15秒程待ってから、電源コードを接続し直します。

  • 5秒程待ってから、Macの電源を入れます。

ノートパソコンの場合

  • Macをシステム終了します。

  • 以下のキーをすべて長押しします。

    キーボードの左側の「shift」キー

    キーボードの左側の「control」キー

    キーボードの左側の「option(Alt)」キー

  • 最後に電源ボタンもあわせて長押します。約10秒間押し続けます。

  • すべてのキーを放し、Macの電源を入れます。

対処法5:PRAMをクリアする

PRAMとはMacに内蔵された半導体メモリーの一種で、起動ディスクやスピーカーの音量などパソコンの設定に関する情報が保存されています。

Macがフリーズするするなど、動作に問題がある場合、PRAMをクリアにすると問題が解決できる場合があります。なお、AppleシリコンのMacではPRAMのクリア機能が廃止されています。お使いのMacやMac bookの機種をご確認ください。

  • Macをシステム終了します。

  • Macの電源を入れて、すぐに「Command」「Option」「P」「R」キーを20秒程度押し続けてから、キーを放します。起動音が鳴るMacの場合は、2回目の起動音が鳴ったらキーを放します。

Part3:Macの不具合でデータが消えてしまったときの対処法

この記事では、Macがフリーズしてしまったときに役立つ対処方法をご紹介しました。では、Macの突然の不具合によって大切なデータが消えてしまった場合にはどうすればよいでしょうか?このような時に頼りになるのが、「4DDiG Macデータ復元」ソフトウェアです。Macのパソコン、内蔵および外付けHDD、USBフラッシュドライブ、SDカードから簡単に大切なデータを復元できるおすすめのツールです。

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  • スキャン対象の選択:

    Tenorshare 4DDiG(Mac)の公式ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードし、Mac上にインストールします。プログラムが起動後の画面で、復元したいデータが存在するハードディスクやパーティションを選択します。

    スキャン対象の選択
  • ファイルのプレビュー:

    削除されたファイルを全てスキャンするのには時間がかかります。スキャン結果が出ましたら、詳細をプレビューするためにお探しのファイルタイプをクリックすることができるようになります。

    ファイルのプレビュー
  • 復元場所の選択:

    復元したいファイルの保存場所を選択します。 なお、元の場所に直接データを復元するのはおすすめしません。異なる場所、例えば外部ドライブにデータを保存することを検討してください。

    復元場所の選択
    注意:

    保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

まとめ

Macのパソコンでフリーズしてしまった場合には、アプリの強制終了、パソコンの再起動、SMC/PRAMのリセットが有効です。また、セーフモードで起動すれば、問題の原因を特定することができます。アプリやパソコンを強制終了すると、作業中のデータは保存されないことが多いため、作業中はこまめにデータを保存することをおすすめします。万が一、大切なデータが消えてしまった場合には、「4DDiG Macデータ復元」がおすすめです。Macのパソコンやドライブから簡単にデータを復元できる強力なツールです。

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加藤篤人 (編集者)

4DDiGの編集長として、データ復元、ファイル修復、重複ファイルの削除、パーティション管理、あらゆる種類のパソコンの問題に対するエラー修復など、Windows および Mac 関連の問題に対する最適な解決策を提供することに専念しています。

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