「Windowsのデスクトップにある「ごみ箱」がなぜか消えてしまいました。戻したいのですが、どこにあるのか分かりません…」

Windowsは最初からデスクトップにゴミ箱があるため、ごみ箱がPCのどこにあるのか、意外とわからないものです。

そこで今回は、windows 11/10のごみ箱の場所と、ゴミ箱から消えてしまったデータを復元する方法をご紹介します。

  1. Part1:Windows 11/10のゴミ箱はどこ?
  2. Part2:ごみ箱から削除したファイルを復元
  3. Part3:ごみ箱を空にした後、どうすれば消えたデータを復元できる
  4. Part4:ヒント:ゴミ箱の中身が表示されない時の対処
  5. Part5:まとめ

Part1:Windows 11/10のゴミ箱はどこ?

Windows 11/10のゴミ箱は、エクスプローラーから表示できます。タスクバーか「Windows」+「E」キーからエクスプローラーを開いて、アドレスバーのPCアイコンの右にある矢印をクリックし、「ごみ箱」をクリックすると、ごみ箱のフォルダが開きます。

または、「ファイル名を指定して実行」からごみ箱を開くこともできます。

  1. 「スタート」アイコンを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択します。「Windows」+「R」キーを同時に押しても開くことができます。
  2. 「explorer.exe shell:RecycleBinFolder」と入力して「OK」をクリックします。

    explorer.exe shell:RecycleBinFolder

多くの人は、デスクトップからごみ箱を使っているかもしれません。デスクトップにごみ箱を再度表示させる方法はデスクトップから消えたゴミ箱の再表示をご参考ください。

Part2:ごみ箱から削除したファイルを復元

PCで削除したファイルは、基本的にごみ箱に移動するだけで完全に削除されるわけではありません。ごみ箱からファイルを取り出せば復元できます。

  1. ごみ箱アイコンをダブルクリックして、ごみ箱フォルダを開きます。

    ゴミ箱
  2. 復元したいデータを右クリックし、「元に戻す」をクリックするか、「ごみ箱ツール」タブの「選択した項目を元に戻す」または「全ての項目を元に戻す」を選択します。

    *データは、名前の横にある「元の場所」に記載されているフォルダに復元します。

    選択した項目を元に戻す 全ての項目を元に戻す

一方で、デスクトップで消えたごみ箱が空になっていた場合は、ファイルが完全に削除されており、この操作では復元できません。次の方法を試してください。

Part3:ごみ箱を空にした後、どうすれば消えたデータを復元できる

空のごみ箱から完全に削除されたファイルでも、データ復元ソフト4DDiGを使えば復元できます。

データ復元ソフト4DDiGは、ごみ箱からも完全に削除されたデータだけでなく、windows 11/10のPC以外の外部記憶媒体(SDカード、USB、HDDなど)から消えたデータも復元可能です。

画像・動画・音声・テキスト・圧縮ファイルなど、1000種類を超えるファイル形式に対応しており、3ステップで誰でも簡単にデータを復元できます。4DDiGを無料ダウンロードして、データが復元できるかお試しください。

  1. 4DDIGデータ復元ソフトをインストール、起動させます。

  2. ファイルの場所を選択

    ファイルが失われた場所にマウスを置き、「スキャン」をクリックします。

    ファイルの場所を選択
  3. ファイルの検出

    しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。

    ファイルを検出
  4. ファイルのプレビューと復元

    復元するファイルを選択して右側の「プレビュー」をクリックして選択されたファイルを確認できます。そして、右下の「復元」をクリックし、保存場所を指定すると、ファイルがすぐに復元されます。

    ファイルのプレビューと復元
    注意:: 保存パスを元の場所を選択すれば、データが上書きして復元できない恐れがあります。

Part4:ヒント:ゴミ箱の中身が表示されない時の対処

「ごみ箱にファイルを捨てても、中身が表示されません。どこにありますか?」というトラブルが稀ですが発生します。原因と対処法は主に2つあります。

・「隠しファイル」に設定されているデータをごみ箱に捨てた場合、隠しファイルが非表示に設定されていると表示されません。エクスプローラーの「表示」タブにある「隠しファイル」にチェックを入れると、隠しファイルも表示されるようになります。

隠しファイル

・ごみ箱が壊れた場合に中身が表示されなくなるようです。ごみ箱を一旦削除することで直ります。「ごみ箱を削除」といっても、ごみ箱が使えなくなるわけではないのでご安心ください。

  1. タスクバーの検索ボックスに「コマンドプロンプト」または「cmd」と入力し、「管理者として実行」をクリックすることで、管理者権限のコマンドプロンプトを起動させます。

  2. コマンド「ATTRIB -S -H (対象のドライブ文字:)\$RECYCLE.BIN」を入力して「Enter」を押します。

    たとえば、Cドライブのごみ箱を削除する場合は、「ATTRIB -S -H C:\$RECYCLE.BIN」と入力します。

  3. コマンド「DEL (対象のドライブ文字:)\$RECYCLE.BIN /S」を入力して「Enter」を押します。Cドライブの場合は、「DEL C:\$RECYCLE.BIN /S」と入力します。
  4. 上記の操作をすべてのパーティションで行い、すべてのパーティションにあるごみ箱を削除します。Cドライブ以外のパーティションがあれば、ドライブ文字を変更してステップ2以降の操作を繰り返します。

Part5:まとめ

Windows 11/10のごみ箱がどこにあるのかと、ゴミ箱から消えてしまったデータを復元する方法をご紹介しました。

ごみ箱がどこにあるのか、普段は意識していないので、万が一わからなくなった場合は今回の記事を参考にしてください。

ごみ箱が空でデータが完全に消えた場合は、復元ソフトを使わなければ復元できません。4DDiGを無料ダウンロードして、完全に消えたデータが復元できるか試してみてください。

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